本当にできるの!?チャレンジ企画!ワイルド・スピード ダッジ・チャージャー R/Tを作ろう Vol.2

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2020年4月4日からスタートした、「デアゴスティーニ ワイルド・スピード ダッジ・チャージャー R/Tを作ろう」企画第2弾!今回は、3号から5号まで3巻分をドドンとまとめてお送りします。

>>タイヤサイズまではっきり読める!リアルなダッチチャージャーを拡大写真で確認!

目次[開く][閉じる]
  1. 映画を観返したくなる解説
  2. タイヤサイズまではっきり読み取れるリアルさ!
  3. 完成が楽しみになる“動く”サスペンション
  4. 手先の器用さに自信があってもそこそこ苦戦
  5. あなたもMOTA編集部と一緒にゴールを目指してみませんか?

映画を観返したくなる解説

デアゴスティーニシリーズといえば、やはり付録に注目が集まりますが、今回チャレンジしている「ワイルド・スピード ダッジ・チャージャー R/T」のパーツは、あくまで“付録”なのです。

ということで、実は同封されている冊子も、ページは少ないながら読み応え十分!(むしろ夕食後や寝る前に、サッと読むのにちょうど良いページ数)

3号ではワイルドスピードに登場するもう一つのダッジ車「ダッジチャレンジャー」、5号では、日本人にあまり知られていないアメリカのストリートレースについて詳しく解説されています。

そして、4号では我らがヒーロー、“通称ドム”ことドミニク・トレッドの紹介が!

キャラクターとしてのドミニクについてはもちろん、ドミニクを演じるヴィン・ディーゼルにも触れられており、これを読んでからもう一度ワイスピシリーズを観返してみたくなりました。

タイヤサイズまではっきり読み取れるリアルさ!

ではさっそく組み立てに移っていきます。まず3号で組み立てるのは、ステアリングホイールと左フロントタイヤです。

ステアリングホイールにステアリングスポークを取り付け、ステアリングシャフトを取り付けるという簡単な作業ですが、これまたリアルさと重量感にびっくり!

続いては、クルマ好き男子なら誰でもワクワクするタイヤの組み立てへ。ホイールにタイヤをはめ込むだけかと思いきや、インナーとアウターに別れたパーツで、タイヤを挟み込んでいきます。なんで、わざわざ分割されているんだろうと思ったら、エアバルブも一緒に組み込むため。

あ、なるほど…って細か!!

まだなんとか小さいものを裸眼で見ることができる筆者。タイヤの組み立てを終えると、わざわざ5mmにも満たないエアバルブを別で組み込んだ意味がわかりました。通常こういった部品は省略されてしまうか、一体成型で“なんとなく”再現されるものですが、別パーツにすることで、ホイールからエアバルブが出ている様子が忠実に再現されています。

完成が楽しみになる“動く”サスペンション

続いて、4号の左フロントブレーキとサスペンションを組み立てていきましょう。ハイ、ここでもわざわざ表裏別々のディスクローターと、フロントハブを組つけますが、なるほど、やはり部品をあえてバラバラにすることで、ベンチレーテッドディスクが忠実に再現されていることがわかります。

さらに、スピンドル、スプラッシュシールド、赤にカラーリングされた固定キャリパーと続きますが、実車さながらの部品構成には関心しっぱなし。

サスペンションの部品も金属パーツが多く使われ、造形はもちろん、ズシッとくる重量感がたまりません。と、ここで気が付いたことが…。

2~3mmの小さなネジを組む前にやっておきたい重要なポイント

「ワイルド・スピード ダッジ・チャージャー R/T」の組み立て作業の多くが、2~3mmの小さなネジをドライバーを使って組上げていきます。樹脂パーツの時にはあまり感じなかったのですが、金属パーツをネジ止めする際、ちょっと固い場合があり、油断をするとなめてしまいそうに…。そこで、あらかじめパーツごとにネジを締め、ネジ山を作れば良いんじゃないか?と思いつきます。

予想は的中、少々固い場所や止めにくい場所も、ネジ山を作っておけばすんなり締めることができました。密かに「天才かも」なんて思って説明書をよく見たら、アドバイスとしてちゃんと書いてありました(笑)。

そんなこんなで、サスペンションが組上がり、3号で組み立てたタイヤと合体!メッキの輝きと金属パーツの鈍い輝きのコントラストがめっちゃカッコいい!とほれぼれする程の出来です。

アレ?そういえば付属のスプリング入れてないぞ?と思ったら、「※紛失しないように、大切に保管してください。」との注意書きが。1cmも無いスプリングなので、絶対に失くさないようにしましょう。

手先の器用さに自信があってもそこそこ苦戦

今回のラスト、5号についてきたフレームと、4号で組み立てた左フロントタイヤ(サスペンション)の組付けにとりかかります。フレームという一見地味なパーツですが、素材はもちろん金属でとにかくリアル。また、完成後に動くタイロッドや4号に登場したショックアブソーバーも金属製で、ちょっとやそっとじゃ壊れない安心感があります。

時代を感じるトーションバー(ねじりバネ)を組付け、いざ、左フロントサスペンションへ。おっと、これはなかなか難しい…。

4号終了時失くさないようにした小さなバネをショックアブソーバーに入れ、落ちないようにしながら、サブフレームに取り付けなければなりません。

ウネウネ稼働するサスペンションとずっしり重たいサブフレームを持ち、小っちゃなネジを締めるのはなかなか至難の業。この辺り、整備士経験があり、多少手先の器用さには自信のある筆者でも苦労してしまいました。

[筆者:増田真吾]

あなたもMOTA編集部と一緒にゴールを目指してみませんか?

3~5号までという長期戦を終え、少々ハイになりながら記事を執筆しているところですが、今回もとにかく質感のリアルさに感激しながら楽しく組上げることができました!

特に、別々の号で組んだパーツを組み合わせるのは今回が初めてで、とにかく6号以降がさらに楽しみです。次回は5月2日を予定していますのでどうぞお楽しみに!

ここまで購入した場合の金額

創刊号:499円

2号:1,859円

3号:1,859円

4号:1,859円

5号:1,859円

合計:7,935円

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増田 真吾
筆者増田 真吾

和太鼓とROCKを愛する自動車ライター。国産車ディーラー、車検工場でおよそ15年自動車整備士として勤務したのち、大手中古車販売店の本部業務を経験。その後、急転直下で独立しフリーの自動車ライターに転身。国家資格整備士と自動車検査員資格を保有し、レースから整備、車検、中古車、そしてメカニカルな分野まで幅広い知見を持つ。昔の彼女が付けた肩書は「熱血太鼓車バカ」。記事一覧を見る

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