農業女子も納得のカラフルな軽トラが誕生~「ダイハツ 新型 ハイゼットトラック」発表会速報~
- 筆者:
- カメラマン:オートックワン編集部・ダイハツ工業 レポート:オートックワン編集部
55年近い歴史を誇る軽トラが15年ぶりのフルモデルチェンジ
ダイハツ工業は2014年9月2日、軽商用トラック「ダイハツ ハイゼットトラック」を15年ぶりにフルモデルチェンジした。昨年「スズキ キャリイトラック」は先行して14年ぶりのフルモデルチェンジを実施したばかり。最大のライバル、ダイハツvsスズキの熱い戦いが、ここでも再び繰り広げられる。
ダイハツ ハイゼットトラックは1960年に初代モデルが登場。今回の新型で10代目となる。累計生産台数は398万台を超え、もうすぐデビュー55周年を迎える老舗ブランドだ。新型の開発に先立ち、ダイハツでは全国の軽トラユーザーを訪問。軽キャブオーバー車の弱点でもある乗降性の改善や室内空間の拡大をはじめ、燃費性能の向上、さらなる防錆(ぼうせい:サビを防ぐ)性能の向上など、多くのユーザーからの生の声を集約。その全てに応える改善を図った。
農林水産省が推進する官民連携の『農業女子プロジェクト』とコラボ
さらに今回ダイハツでは、農林水産省が推進する官民連携の国家プロジェクト『農業女子プロジェクト』に自動車業界として唯一参画した。農業女子プロジェクトは、アベノミクス成長戦略の柱のひとつ「農業の6次産業化」に向けた取り組みだ。「女性・法人・企業」に焦点を絞り、農業女子と民間の多業種によるコラボ商品企画を通じて農業の活性化や新たに就農する人の増加を目指す。
全国の農業の現場で活躍する軽トラの未来の姿について、農業女子とダイハツがコラボ企画・開発する個別部会『”私の”軽トラック』プロジェクトを通じ、新型ハイゼットトラックの開発へと役立てた。
軽トラでは異例のカラーバリエーション、全8色を用意
具体的には、軽トラックとしては異例の「カラーパック」。なんと全8色のボディカラーをラインナップした。
しかもオレンジ・ピンク・ブルー・カーキなど、なかなか個性的なバリエーションだ。
確かにこれまで、全国津々浦々で走る軽トラックといえば、白か、せいぜいがシルバーだった。カラーバリエーションの豊富さは、軽乗用車なら当たり前のことだが、農業女子の強い要望により軽トラでも実現を果たした。
また女性らしい視点として、お肌の大敵である紫外線を99%カットし、さらに暑さの原因である赤外線までカットする「UV&IRカットガラス」や、運転席サンバイザーの身だしなみチェック用ミラー「バニティミラー」、さらにPM2.5にも対応するスーパークリーンエアフィルターをセットにした「ビューティパック」を「カラーパック」とセットオプションとして設定した点も、軽トラとしては異例のことだ。
新型ダイハツハイゼットトラックの価格は、2WDの「スタンダード」”エアコン・パワステレス”仕様 653,400円[5速MT](クラストップ19.6km/Lの低燃費を誇る)から、メッキフロントグリルや撥水加工のフルファブリックシートなどが追加される上級グレード「エクストラ」1,198,000円[パートタイム4WD/4速AT](そう、軽トラック唯一の4速AT採用も大きなニュースだ)まで。
なお今後、キャビン後部を拡大した「ジャンボ」や頭上空間を拡大した「ハイルーフ」、さらに「ダンプシリーズ」「保冷・冷凍車シリーズ」といった特装車についても、年内の追加発売を予定している。
(価格は全て消費税込)
[Photo&レポート:オートックワン編集部]
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