BMW Z4 海外試乗レポート(4/4)

BMW Z4 海外試乗レポート
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これは日常と非日常を駆けぬけるマシンだ

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エンジンのパフォーマンスはさすがにBMWだ。225Kwのパワーを5,800回転で吐き出すが、このエンジンの特徴は小型ターボとの組み合わせで、400Nmのトルクを1,300~5,000回転の広範囲で出しているために、どこからでも加速できるフレキシビリティを持っていることだ。

しかも7速の超クロスレシオのギア比は、加速力と燃費の両立をもたらす。スポーツカー的に言えば、大抵のコーナーでギア比を合わせられるので加速力に途切れはない。しかもDCTの変速速度は極めて早く、シフトダウン可能範囲に入っていれば、即座に下のギアに叩き込めて、次のコーナーに向けてスタンバイ態勢に入れる。もちろんブリッピングして回転を合わせてくれるので、下手なマニュアルよりも流れるようなドライビングが可能だ。またシフトアップする時にボッとエンジンが出す音はなかなかマニアックな気持ちをくすぐる。

Z4はワインディングロードをまさに這うように走りぬけるが、ハンドル応答性の点ではもう少しタイヤ剛性が高いほうが好みに合う。アウトバーンでの超高速領域では納得できる応答性なのだが。

オープンにしても風の巻き込みは殆どなく、快適なオープンエアが楽しめる。気温が下がったり、雨が降ってきても即座に快適なクーペになるので四季を通じてZ4を楽しめる。 ちなみにスキーヤーのためにトランクスルーも設けられている・・・・・・オープンにした時のトランク容量は約180リットル(スーツケースが一つ)、クローズドでは310リットルでゴルフバッグが1つ積めるスペースがある。また現モデルの反省からシートの後ろにはちょっとした小物置き場があるのはあり難い。

Z4は楽しいクルマだ。格段に使いやすくなったiDriveも備わり、日常的にガンガン使え、そのまま心を羽ばたかせるような場面にも連れ出してくれる。スポーツカーでなければ出来ないことは多いのだ。このZ4、日本への登場はもう間もなくである。

フロントスタイリングルーフ開閉1ルーフ開閉3ルーフ開閉7イメージ
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日下部 保雄
筆者日下部 保雄

大学卒業後、モータージャーナリズムの世界へ入り、自動車専門誌をはじめ各媒体に新車の試乗レポートやコラムを寄稿。最近では、雑誌媒体のほかにFMラジオやインターネット自動車情報サイトでも活躍。記事一覧を見る

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