BMW Z4 海外試乗レポート(1/4)
- 筆者: 日下部 保雄
- カメラマン:BMW、BMW JAPAN
内外装のデザインは女性の手で・・・
BMWのZシリーズ・ロードスターはクラッシックなモダンをコンセプトとしている。BMWならではのFRレイアウトを活かしたロングノーズ・ショートデッキのプロポーションにキドニーグリルを組み合わせたデザインはニューZ4で更に強調された。
今回のニューZ4は全てがブランニュー。6年間続いたZ4としては2代目となり、その走りとスタイルで世界に多くのZ4ファンを広げて行った後継で、魅力的なスタイルに更に磨きがかかった。
新しいロードスターはこれまでのソフトトップに代えてフルリトラクタブルトップを採用している。2分割の軽量構造のアルミトップは約22秒で収納できるため、クーペの実用性とロードスターの爽快さを1台でこなすことができる。これによってクーペは販売台数が少なかったこともあって、ラインアップから落とされることになった。
さて一回り大きくなった古典的で新しいデザインはJuliane Blasiという女性デザイナーの手によって成し遂げられた。ちなみにインテリアデザインも女性のNadya Arnaoutというデザイナーであり、Z4のエモーショナルデザインが女性の感性で作られたことは興味深い。
この記事にコメントする