BMW アクティブハイブリッド5 試乗レポート/石川真禧照(1/2)

BMW アクティブハイブリッド5 試乗レポート/石川真禧照
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BMWから続々と登場するハイブリッドカー!その意図は・・・

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ハイブリッド(HV)乗用車というと、日本メーカーの独壇場と思っている人は多いかもしれない。

確かにトヨタが世界で初めて量産型のハイブリッド乗用車を発売したのは1997年。その後、ホンダが追従し、トヨタも次々とハイブリッドカーのニューモデルを出すなど、世界のハイブリッドカーをリードしてきた。この間、クルマ先進国のドイツ勢は音沙汰無し。日本の優位は動かないものと思っていた。

しかし、ドイツ勢は着々と準備を整えていた。

ハイブリッドカーはヨーロッパの交通事情にはあまり向いていない。でもCO2排出規制のなかで、アメリカや日本市場には不可欠だ。さらに、ハイブリッドカーを進化させたPHV(プラグインハイブリッド)は使える。その技術を進化させるためにも、ハイブリッドカーは開発しておく必要があったのだ。

BMWは、2009年に最上級セダンの「7シリーズ」にハイブリッドカーをラインナップした。さらに、翌年にはスポーツSUVの「X6」にも形式の異なるハイブリッドカーを搭載して発売した。

そして今回、ミドルクラスセダンの5シリーズをベースにハイブリッドカーへ仕立てた「BMW アクティブハイブリッド5」のお披露目が、ポルトガルのリスボンで行われた。

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BMW アクティブハイブリッド5

用意された5シリーズのハイブリッドカーは、これまでのBMWとは異なるメカを採用していた。

もちろん進化している部分も多かった。まずエンジンはBMWが得意とする直列6気筒。3リッター+ターボで306ps/400Nmを発生。

一方、モーターは55ps/210Nmで、こちらはリチウムイオンバッテリーから電気が供給される。 電気モーターのみで走ることの出来る「EV走行」は距離にして4km、最高時速は60kmまで出すことができる。

BMW アクティブハイブリッド5

ミッションは8速ATで、後輪駆動。

この8速ATは、スポーツ+/スポーツ/コンフォート/エコプロという4つのモードが設定されている。さらに試乗車はダイナミックダンパーコントロールも装備されていたので、コンフォート+モードも選択できた。

特徴的なのは「エコプロモード」。160km/h以下ならアクセルオフでもエンジンを停止させ、燃料をカットする。アイドリングストップも装備されている。メーカー発表の燃費は14.3~15.6km/Lだ。

加速性能は0~100km/hを5.9秒、最高速は250km/hを達成している。開発のスタートは遅かったが、一度始めるとそのスピードと進化が早いのが、ドイツ勢のおそろしいところだ。

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石川 真禧照
筆者石川 真禧照

1947年東京都生まれ。1970年日刊自動車新聞社入社。翌年同社退社後、フリーの自動車評論家となる。1982年「I.W.OFFICE」を設立し、自動車を中心としたメディア活動を開始。「自動車生活探検家」として、『GORO』『DIME』(小学館)、『HOT DOG PRESS』(講談社)、『カーセンサー』(リクルート)など多数のメディアで活躍、現在に至る。日本モータースポーツ記者会会員。日本自動車ジャーナリスト協会副会長。記事一覧を見る

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