BMW 550i 試乗レポート(1/2)
- 筆者: 金子 浩久
旧モデルを踏襲しながらも洗練された新型5シリーズ
BMWは主要モデルをモデルチェンジする際に、旧型が思い出せないくらいエクステリアをガラリと変えてしまう時と、どこが変わったのかすらわからないくらい見た目の違いが小さな時がある。
今度の新型5シリーズは後者だ。離れて見ると「大きな3シリーズ」に見えてくるし、旧型との違いもよくわからない。でも近付いていくと、なんとも新鮮な印象を抱くことができた。
パッと見はわかりづらいが、見れば見るほど新しい“発見”があって、引き込まれてしまう。造形に「力」がある。BMWに限らず、ヨーロッパの自動車メーカーの巧みなところだ。
新しい5シリーズは、直立した「キドニーグリル」が与えられたフロントグリルやCピラーの「ホフマイスター・キンク」(付け根付近での折れ曲がり)で、BMWであることがいつも通りに特徴付けられているが、その形状は最新のものに改められている。
新鮮な表情を作り出しているもののひとつが、ボンネットフードだ。先端中央からV字型のプレスラインがふたつ伸びて表情を付け加えており、艶っぽく見える。
インテリアも、いつものBMW流だ。すべての操作系統が機能的に配置され、洗練された雰囲気を醸し出している。こちらも従来のモデルと同じように見えるが、細かく見ると同一ではない。
メーターのレイアウト自体は変わらないが、表示内容は改められているし、シフトレバーの形状や「i-Drive」システムも着実に進化している。その他のスイッチやレバー類なども、同様にアップデートされている。
新しい5シリーズのラインナップは、3リッター直列6気筒を積む「528iセダン」、同じ3リッター直列6気筒ながらガソリン直噴とターボチャージャーを備えた「530iセダン」、4.4リッターV8ツインターボの「550iセダン」の3モデルで構成されている。
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