BMW 3シリーズカブリオレ 海外試乗レポート(1/3)
- 筆者: 竹岡 圭
- カメラマン:BMW グループ・ジャパン株式会社
新型3シリーズカブリオレは初のハードトップルーフを採用
BMW 3シリーズのカブリオレモデルが誕生したのは1986年のこと。もう今から20年も前のお話です。なんでも当時の社長が、「いいね!やってみよう!」と、鶴のひと声で誕生したモデルなんだとか。当時の社長は先見の明があったのでしょう、そのモデルは大当たり!その後の歴代モデルもすべて大ヒットで、4シーターのカブリオレモデルとしては、飛びぬけた販売実績を誇り続けることとなったのです。
その歴代モデルには、BMWらしく独自性と革新性というコンセプトが息づいているのはもちろんのこと、3シリーズの中のスペシャリティモデルという位置づけも初代から踏襲されています。
今回のモデルもセダンが登場した後、335iクーペが登場し、それをベースにしてカブリオレモデルが誕生したという経緯。本国にはガソリンモデルが4つ、ディーゼルモデルが1つ存在していますが、先陣を切って日本にやってくるのは最も大きなエンジンを積んだハイスペック&ハイパワーモデルの335i。スペシャリティらしくトップエンドモデルがやってきます。この選択は、販売台数を考慮した戦略的なもの。クルマ好きなら、従来の320iと比べるとアイドリングストップ機構などを取り入れ燃費性能を向上させながら、当然のごとく出力もUPしたという、新登場の直噴4気筒エンジンモデルも気になるところですけれどね・・・。
さて排気量に関わらず、新型モデルの一番のトピックは、歴史上初めてハードトップが採用されたことでしょう。最近多くのモデルがソフトトップからハードトップルーフに移行しているので“流行り”というのももちろんあるでしょうが、その理由はライバル達と同様防犯面での安全性、お手入れのしやすさ等々といったことでした。防犯性というのはわかりやすいけれどお手入れって・・・。自分のことは棚に上げつつ、欧州の人たちそんなに洗車マメにしてたかしらん・・・などとも思うのですが、ソフトトップだとやはり鳥の落し物が気に掛かるんだとか。
スペシャリティモデルはいつでも美しくなければと思うのは、いずこの国も同じようです。
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