BMW 新型3シリーズ 試乗レポート/日下部保雄(2/2)

BMW 新型3シリーズ 試乗レポート/日下部保雄
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新型3シリーズ SPORTSはサーキットにおいて本領を発揮する

さて、実際にハンドルを握ってみるとさすがBMWと思わせるところが随所に感じられる。

試乗コースはワインディングロードから高速道路、そしてサーキットと多様なルートが用意されていた。

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ワインディングロードでは、サイズを感じさせないドライバーとの一体感、ドライブモードをスポーツとコンフォートに切り替えた時の挙動の変化などを満喫しながら、ステアリングから伝わるインフォメーションを楽しむ。

スポーツとコンフォートでは装備されている上下減衰が異なり、ステアリングのダイレクト感も高くなる。もちろんアクセルレスポンスもシャープになるので、ワインディングでは積極的にスポーツモードに入れることで新型3シリーズを楽しむことができる。

一方、石畳のあるような街中ではコンフォートで緩やかな乗り心地に切り替えて走った方が、確かにハーシュネスは抑えられる。スポーツでも快適なのだが、コンフォートでは更に明快だ。

ECO-PROモードではアクセルの反応が鈍くなり、空調も制限される代わりに燃費が最大で20%まで改善できるとされている。ただしこの日は湿気が多かったためにウィンドウに曇りが発生したのと、BMWらしさを楽しみたかったので早々にECO-PROから切り替えてしまった。そして、アイドリングストップはどのモードでもしっかりと働く。

そして、新型3シリーズが最も本領を発揮したのは、“カタルニアサーキット”だ。

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ここではモードをスポーツ+にしてさらにDSCもカットした。オプションのフロント225/40R19、リア255/35R19という大きなタイヤとワイドトレッドは350Nmのトルクでもしっかりと受け止め、ほぼニュートラルに近いハンドリングを示した。

オーバースピードはアンダーステアとなるが、スピードがマッチするとまるでZ軸周りを中心にした旋回を示し爽快だ。トルクに任せてコーナーで後輪に駆動力をかけてもリアスライドはゆったりとしており、少なくともドライ路面では面白いように走れた。

もっとも他グレードの18インチタイヤではより挙動を作りやすく、マッチングは18インチの方がベターで、よりリラックスできた。

19インチタイヤはハイグリップで、まさにサーキットを走るのに適している。8速ATもサーキットだとクロス化が明確で、ありがたみを実感する。

エンジンはトルクもパワーもありパフォーマンスは申し分ないが、キレの良さは6気筒とは違う味で、これはこれで新しいBMWとして認めるべきであろう。

新型3シリーズは328iから日本に導入されるが、この後続々とエンジン、ボディともにバリエーションが増えて3シリーズファミリーを構築することになる。

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日下部 保雄
筆者日下部 保雄

大学卒業後、モータージャーナリズムの世界へ入り、自動車専門誌をはじめ各媒体に新車の試乗レポートやコラムを寄稿。最近では、雑誌媒体のほかにFMラジオやインターネット自動車情報サイトでも活躍。記事一覧を見る

樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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