ベントレー コンチネンタルGT 2016年モデル 海外試乗レポート(1/2)
- 筆者: 九島 辰也
- カメラマン:ベントレー モーターズ ジャパン
ジュネーブMSで突如発表された「ベントレー EXP 10 スピード6」
今年のジュネーブモーターショーでお披露目された、「ベントレー EXP 10 スピード6」というモデルを覚えているだろうか。“スピード6”というネーミングからもわかるように、クラシックベントレーをモチーフにアドバンスドデザインを融合させた一台だ。
ロングノーズ+ショートデッキのそのプロポーションは、まさに“FRスポーツのあるべき姿”といったところである。
一説によると、デザイナーはダニエル・クレイグ扮するジェームズ・ボンドにインスパイアされたとも言われる。イアン・フレミングがつくりだしたオリジナルキャラクターに一番近い彼のスタイルをクルマに例えたというわけだ。
とはいえ、次期ボンドカーもまたアストンマーティンとなるのは濃厚。DB10なんて呼び名が聞こえてきそうだ。
コンチネンタルGTシリーズの2016年モデルに試乗!
それはさておき、2016年モデルとなるベントレーコンチネンタルGTシリーズのステアリングを握ってきた。場所はノルウェーの北西部。スコーヤという街をベースに、フィヨルドの海岸をドライブするコースとなる。
コンチネンタルGTシリーズは2004年のリリースからすでに10余年の月日が経っているが、2011年モデルに一度大きな変更を実施している。ボディパネル形状は一新され、ヘッドライトは外側より内側が大きくなった。そして今回、それをさらに進化させたということになる。
ベントレーも環境性能を問われる時代へ
目玉はW12気筒エンジンの気筒休止システム導入であろう。これにより5%の燃費向上と二酸化炭素排出量の低減を可能にした。ただ、V8はすでに気筒休止することからようやくとも言えなくもない。が、嬉しい進化であることは確か。ウルトラプレミアムブランドとて環境性能を問われる時代だ。
構造的には片バンク6本のシリンダーを交互に休ませる仕組み。状況に応じそれを繰り返すそうだ。
V8の場合、片方が外側の2本、もう片方が内側の2本となるが、W12はもっとシンプルな行程といえそうだ。ちなみに、同じくW12気筒ユニットを搭載するGTスピードにはその仕組みは用いられない。GTスピードはあくまでもスピードを追求したモデル。別モノというわけだ。
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