アウディ Q7 試乗レポート/森口将之(2/3)
- 筆者: 森口 将之
- カメラマン:オートックワン編集部
力強いV6・V8エンジンと余裕の室内スペース
今回は1日で300kmを走る機会に恵まれたが、まったく疲れなかった。
セカンドシートはスライドとリクライニングが可能で、身長170cmの自分なら、いちばん後ろにセットすれば足を組むことも可能。サードシートも、そのセカンドを少し前に移動させることで、自分サイズの人間がラクに座れる。
一方、背もたれを倒せば奥行1m以上のラゲッジスペースが出現し、セカンドシートを畳むと2m級の長モノも積める。カッコいいのに使えるヤツでもあるところがまたQ7の魅力なのだ。
いままでどおり、3.6リッターV6と4.2リッターV8が選べるエンジンは、ECUのプログラミング変更のほか、A5カブリオレにも導入しているエネルギーリカバリーシステムが新しく導入された。
といっても、ハイブリッドカーのようにモーターで走るわけじゃなく、減速時に回生した電力をバッテリーに貯め、フル加速ではオルタネーターを回さずその電力を使うことでエンジン効率を高める。たとえば頭文字をとって、AERS(アエルス)など名称をつけて、もっと宣伝してもいいテクノロジーだ。
乗り比べると、もちろんV8のほうが速いし静かだけれど、V6のスポーティな味も捨てがたい。シューンとなめらかに吹け上がるV8に対し、V6はフォルクスワーゲン パサートと同じ狭角ユニットなので、ビートの効いたサウンドを奏でる。
実際の加速も以前より活発になったけれど、この音がより速く感じさせる。同じV6でも、緻密に回るバンク角90度のQ5用3.2リッターとはかなり違う。
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