アウディ Q7 試乗レポート/松田秀士(1/3)
- 筆者: 松田 秀士
- カメラマン:島村栄二
アウディ Q7 試乗レポート/松田秀士
Q7のベースとなっているのは、ポルシェ カイエンやフォルクスワーゲン トゥアレグと同じプラットフォーム。
これを、標準で3列シートとしているところにQ7の特徴がある。2003年のデトロイトショーにコンセプトモデルとしてデビューした、「パイクスピーク・コンセプト」がQ7の始まりだ。
このモデルでは、パフォーマンスSUVとしてオンロードでの走行性能を強化することと、3列シートのゆとりある室内スペースが提案され、2006年にQ7がデビューしたのだ。
今回はマイナーチェンジで、エクステリア及びインテリア、より環境性能を高めたエンジンを含むシステムに変更された。
快晴の秋空のもと、箱根で行われた試乗会に出かけて早速新しいQ7を試してきた。
立体感が増したQ7のエクステリア
まずエクステリアの変更点は、アウディの共通デザインであるシングルフレームグリルが格子状のものからストライプ重視のクロームデザインになり、格子状の横方向はハイグロスブラックと呼ばれる光沢のあるものに変更されている。これは一見して立体感を増していて「おっ!変わった」と感じる部分だ。
さらに、フロントバンパーもデザインを一新しており、下部をボディとのコントラストを強めたマットブラックもしくはプラチナグレーにペイントしている。
また、中央部のアンダーボディガードはリブ状デザインとなった。この処理によって、ボディ上部のクーペのようなスポーティなデザインに対し、ボディ下部はオフロードっぽいSUVのイメージとして強調する狙いがある。これによってリヤバンパー下部にもコントラストカラーが採用されている。
そして、ここ最近のアウディのデザイントレンドに従ってQ7にもヘッドライトにLEDのポジショニングランプが採用されたのだ。このLEDポジショニングランプの配列はモデルによって異なっており、シングルフレームでアウディブランドを強調し、LEDポジショニングランプでモデルを識別させる狙いがある。
これによって、アウディモデルのなかでLEDポジショニングランプが採用されていないのはTTのノーマルモデルのみとなった。テールゲートのデザインもQ5の流れを汲んだ立体的なものとなり、テールランプにもLEDが採用されて、三次元な点灯パターンで視認性を増している。
鋳造のアルミホイールは3.6Lモデルが18インチの6アーム、4.2Lモデルには19インチの5アームVデザイン。そして、オプション選択可能な20インチにはSライン用の5アームと、標準仕様の10アームVデザインが設定されている。
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