アウディ期待のホープ新型「Q2」“Q3のヤンチャな弟”が新たな挑戦(1/3)
- 筆者: 山田 弘樹
- カメラマン:アウディ ジャパン
アウディがSUVラインナップをさらに拡充
アウディからまた新たなSUV“Q2”が誕生した。既にQ7やQ5、そしてコンパクトSUVジャンルではQ3がラインナップされる中、さらにスモールサイズなQ2が新たに導入される意義とは。レポートを届けてくれたのは、オートックワン初登場のモータージャーナリスト山田弘樹さん。日本導入を目前に控え、欧州でひと足お先に試してきたアウディ Q2の乗り味、そして誕生の背景について、明快な語り口でご紹介します。
それを最も端的に表しているのがデザインだ。
Q2はアウディのアイコンであるシングルフレームグリルやツリ目のヘッドライトを採用しながらも、これをポリゴン(多角形)基調のデザインへと改めることで、まさに“やんちゃ”なイメージへと転換している。
ボディパネルに至っては、これまでヘッドライトから“一筆書き”でドローイングされた滑らかなキャラクターラインを三角形のプレスで断ち切り、強烈なアクセントが付けられた。
>>アウディ Q2[2017年日本導入予定] フォトギャラリー[画像108枚!]
アウディいわく「アメフトのプロテクターを付けたイメージ」と表現するその盛り上がったフェンダーは、Q2の小さなボディをマッシブに見せることに成功している。なおかつボディサイドに複雑な面構成を与えることで、いつまで眺めていても楽しいシルエットを実現した。簡単に言ってしまえば、カッコいいデザインだ。
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