アウディ A4アバント 海外試乗レポート(1/3)
- 筆者: 日下部 保雄
- カメラマン:アウディ・ジャパン株式会社
アウディ新型A4アバント 全てを一新
アウディのメインストリームはやはりA4だ。世界各国でも発表から短時間で既に8万台以上が販売され、日本でも3月の導入以降、クオリティの高さ、デザイン、パフォーマンス、それにリーズナブルな価格で好調に推移している。
A4はデビュー当初セダンのみであったが、その後カブリオレや、今回のアバントと呼ばれるステーションワゴンが次々に追加され、現在に至っていることは既に御承知のことと思う。
既に販売されている現行のA4アバントも特別仕様車などを出して、最後の追い込みに入っているが、今回紹介するのは今秋の日本導入に先駆けて行われた、スペインのイビザ島での試乗会からのレポートだ。
アウディのワゴンは実用性の高さを求めてガチガチの容積を追求しない。むしろスタイリッシュなデザインを追及して、プレミアムワゴンであることにポイントを置いている。それでもセダンとは違った大きなラゲッジルームは魅力的で、生活感を出さずに、夢が広がる空間を作っている。新型A4アバントも基本的な構造は新型A4セダンと共通しており、全てを一新したフルモデルチェンジである。
一歩上をゆくハイクオリティ&ハイパフォーマンスのデザイン力
アウディは、デザイン力で高い人気を誇っている。全長4,700mm(従来比+120mm)、全幅1,830mm、全高1,440mmのサイズは、現行モデルよりも大きいが、それだけ伸びやかなルーフラインを強調するデザインとなっている。
特にエッジを効かせたサイドのプレスラインと、それに繋がるリアに入れられた水平ラインは、アバントの安定感をモロに強調している。これが長く伸びやかにリアへ向かって傾斜していくラインと、なんとも巧みなコンビネーションを披露させている。
さらにDピラーを寝かすことでスポーツワゴンらしいスタイルを形作っている。実はそれでもアバントのトランク容積は大きいのだ。リアシートを使用した状態で490Lの容積が、さらにシートバックを倒すと1,430Lのラゲッジルームが出現する。この容積は競合車の中でもトップクラスとなる。
インテリアもカチリとしたアウディデザインで、整理されてよくまとめられている。さらにクオリティの高いプレミアム感があるのはさすがだ。広くなった前席、それに後席も足元を含めて必用十分なスペースが確保される。外から見た以上にキャビンは開放的で明るい。オプションの大きなパノラマルーフをつけると気分はさらに盛り上がるだろう。
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