アルファロメオ ミト 徹底試乗レポート(3/3)
- 筆者: 岡本 幸一郎
- カメラマン:オートックワン編集部
このデザインと走りであればリーズナブルな価格帯
江ノ島に上陸し、国道134号線を西に走り、西湘バイパスを通らずに、あえて一般道の国道1号線を走って、小田原駅を目指す。往路の燃費は8.4km/L。走行状況は、ほぼ5速に入ることはなく、とくにエコドライブもしてない。
念のためお伝えすると、気温は概ね25度で、エアコン風量は1。強い降雨時はヘッドライトとフォグランプを点灯した。
そのエアコンについていうと、日本仕様はマニュアルのみの設定で、ダイヤルを1にしても風量がけっこう強く、もう少しマイルドでもいいかと思わされることも。
ここはひとつ、オートエアコンの導入に期待したいところではある。ミトはコンパクトなクルマだが、2ドアゆえドア自体がかなり大きい。
それでいてインナードアハンドルがずいぶんヒンジに近い位置にあるので、テコの原理で閉める際はけっこう力が必要になる。男性ならまだしも、女性には重いのではと思う。ドアミラーを格納するのも手動なのだが、助手席側は同乗者に手伝ってもらえばイイだろう。
ラゲッジスペースは、奥行きも横幅も高さも、それほど大きいわけではない。とくに、横方向はタイヤハウスにかなり食われている。ゴルフバッグを積むには、助手席を寝かせるかリアシートを前に倒して置くか、なんとリアシートを立てたまま、そのまま横に、置けることがわかった。
リアシートは左右一体。前に倒したときに、フィアットでは見えてしまう内部の臓物が見えないのは、アルファだからだろうか?
帰路は小田原西ICから小田原厚木道路に乗り、東名高速道路で東京に戻るという、約70kmの道程。高速道路では、一般道であまり感じなかった、タイヤのパターンノイズがけっこう大きめなところが少々気になった。
市街地では少々固めに感じた乗り心地は、ちょうどよくフラットライドな印象となったところは好印象だ。
100km/h巡航時のエンジン回転数は、6速で約2,500rpm。燃費にもよさそうだ。
このクラスで285万円という価格について、第一印象では高いと感じる人もいるかもしれないところだが、アルファロメオの末弟で、このデザインと走りを手に入れられると考えると、けっこうリーズナブルなのではないかと思う。
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