冬だからこそ・・・アバルト124スパイダーをオープンにして、サソリの”ピリ辛スパイス”を愉しんじゃおう(2/4)

  • 筆者: 藤島 知子
  • カメラマン:和田清志・FCAジャパン
冬だからこそ・・・アバルト124スパイダーをオープンにして、サソリの”ピリ辛スパイス”を愉しんじゃおう
Abarth 124 Spider(アバルト124スパイダー) 試乗レポート/藤島知子 Abarth 124 Spider(アバルト124スパイダー) 試乗レポート/藤島知子 Abarth 124 Spider(アバルト124スパイダー) 試乗レポート/藤島知子 Abarth 124 Spider(アバルト124スパイダー) 試乗レポート/藤島知子 Abarth 124 Spider(アバルト124スパイダー) 試乗レポート/藤島知子 Abarth 124 Spider(アバルト124スパイダー) 試乗レポート/藤島知子 Abarth 124 Spider(アバルト124スパイダー) 試乗レポート/藤島知子 Abarth 124 Spider(アバルト124スパイダー) 試乗レポート/藤島知子 Abarth 124 Spider(アバルト124スパイダー) 試乗レポート/藤島知子 Abarth 124 Spider(アバルト124スパイダー) 試乗レポート/藤島知子 Abarth 124 Spider(アバルト124スパイダー) 試乗レポート/藤島知子 画像ギャラリーはこちら

あのクルマとは”ベツモノ”な、サソリ印の力強いスタイリング

Abarth 124 Spider(アバルト124スパイダー) 試乗レポート/藤島知子

そんな販路を広げるアバルトにおいて、いま注目されているモデルが後輪駆動の小型オープンスポーツモデル「124スパイダー」。

そのスタイリングは1960年代に登場した初代アバルト124スパイダーをオマージュしたもので、ベースとされた4代目マツダ ロードスターの雰囲気とは別モノ。特にサイドシルエットの違いは明確で、前輪から鼻先までの距離と後輪からリヤエンドにかけたオーバーハングが少し長くとられ、スッと正面を見据えたフロント部のシルエットが初代モデルを彷彿とさせる部分。

安定感のあるスタイリング、強い目力で見据える表情、ブラックアウトしたフロントピラーガーニッシュは、アバルトのサソリのエンブレムとあいまって、力強い表情が冴えわたってます。

>>Abarth 124 Spider(アバルト124スパイダー) フォトギャラリー[画像68枚]

イタリアと日本、極めて理想的な”初めての共同作業”

Abarth 124 Spider(アバルト124スパイダー) 試乗レポート/藤島知子

着座位置が低いレザーシートに腰をおろすと、ドライバーの正面には赤いセンターマークが縫い込まれたアバルト専用のスポーツレザーステアリング。一見するとステッチ入りでお洒落なハンドルだけど、よく見ると手のひらが着実にフィットするように計算された断面に職人気質のコダワリが感じられるもの。オーディオのコントロールやハンズフリー通話、クルーズコントロールのスイッチなどの快適装備も標準で付いています。

イタリアメーカーが手掛けたモデルでありながら、カーナビやオーディオ再生機能、ahaのインターネットラジオが聴けるマツダ由来の多機能なエンターテイメントシステムがそのまま利用できることは嬉しい部分です。

アバルト独自の3連メーターは、中央にメカ感を際立たせる赤い文字盤のエンジンの回転計を配置。速度計はちょっと欲張りに270km/hまで刻んでいるあたりがニクい!

細部に光るイタリアのセンス

Abarth 124 Spider(アバルト124スパイダー) 試乗レポート/藤島知子

もちろん、イタリア車としてのお洒落心も忘れてはいません。

標準装備となるレザーインテリアはダッシュボードやドア内張りのソフトな感触の表皮もさることながら、インパネ下部、メーターフード、シフトブーツやアームレストなどにダークグレーのアルカンターラの素材をふんだんにあしらった贅沢仕立て。赤のステッチがアクセントになって、全体をスーパーカー並みのセンスで調和させているあたりもお見事。マツダのロードスターと比べて車両価格は高いけど、内容を考えるとこのクラスとしてはかなり充実した装備をもったクルマといえそう。

走りの味付けにもアバルトの”ピリ辛スパイス”がそこかしこに

Abarth 124 Spider(アバルト124スパイダー) 試乗レポート/藤島知子

内外装に専用装備を施すコダワリはさることながら、走りにおいてアバルトらしさをどう感じさせてくれるのだろう?

アバルト124 スパイダーに搭載されるのは、170馬力の直4 1.4リッター マルチエア ターボエンジン。足元には10スポークのアルミホイールに205/45R17サイズのタイヤを装着しています。

エンジンのスタートスイッチを押すと、エキゾーストからはブオーンという野太い音が。ノーマルマフラーでこの勇ましさはなかなかの存在感だけど、アバルトに刺激性を期待することを考えればこれがスタンダードというのも納得。

右ハンドルでも自然なシートポジションはさすが ”国産”イタリア車!

Abarth 124 Spider(アバルト124スパイダー) 試乗レポート/藤島知子

シートに座った時の運転姿勢の取りやすさは、右ハンドルであってもペダルレイアウトなどに違和感を覚えさせず、座った位置から手足を伸ばすと、自然な位置にペダルが配置されています。左ハンドルが主流の輸入車の場合、右ハンドルに置き換えると構造上の理由で足元の広さやペダルのレイアウトに違和感があるものもチラホラと見受けられるけれど、右ハンドルをしっかり考慮した基本設計が行われているあたりも、日本メーカーのマツダとコラボしたメリットだったりもします。

>>[画像68枚]Abarth 124 Spider(アバルト124スパイダー) フォトギャラリー

この記事の画像ギャラリーはこちら

  すべての画像を見る >

愛車の売却を、もっと楽に!もっと高く!

  • 一括査定はたくさんの買取店からの電話が面倒?

    これまでの一括査定は、たくさんの買取店からの電話が面倒でした。MOTA車買取なら、最大20社の査定額をwebで簡単比較。やり取りするのは査定額上位の3社だけ。車の査定が楽に完結する仕組みです。

  • 一括査定は本当に高く売れるの?

    これまでは、買取店に会わないと査定額がわからず、比較がしづらい仕組みでした。MOTA車買取は最短3時間後、最大20社を簡単比較。加えて、買取店は査定額上位3社に選ばれるために競い合うから、どうしても高く売れてしまいます。

藤島 知子
筆者藤島 知子

通称「藤トモ」。スーパー耐久のレースクイーンを経験後、軽自動車レースに参戦したことがきっかけで様々なレースに参戦。レースで培った技術と女性ならではの視点が魅力の女性モータージャーナリスト。記事一覧を見る

MOTA編集部
監修者MOTA編集部

MOTA編集部は自動車に関する豊富な知識を持つ専門家チーム。ユーザーにとって価値のあるコンテンツ・サービスを提供することをモットーに、新型車の情報や、自動車の購入・売買のノウハウなど、自動車に関する情報を誰にでも分かりやすく解説できるように監修しています。

MOTA編集方針

新車・中古車を検討の方へ

人気記事ランキング
最新 週間 月間

新着記事

新着 ニュース 新型車 比較 How To
話題の業界トピックス・注目コンテンツ

おすすめの関連記事

アバルト 124スパイダーの最新自動車ニュース/記事

アバルトのカタログ情報 アバルト 124スパイダーのカタログ情報 アバルトの中古車検索 アバルト 124スパイダーの中古車検索 アバルトの記事一覧 アバルト 124スパイダーの記事一覧 アバルトのニュース一覧 アバルト 124スパイダーのニュース一覧

コメントを受け付けました

コメントしたことをツイートする

しばらくしたのちに掲載されます。内容によっては掲載されない場合もあります。
もし、投稿したコメントを削除したい場合は、
該当するコメントの右上に通報ボタンがありますので、
通報よりその旨をお伝えください。

閉じる