やっぱスーパーカーっていやあガルウィングでしょ! 日本デビューを果たした最新スーパーカーをご紹介

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“スーパーカー”という響きに特別な感慨を覚えるオジさま方。そして「これからいっぱい稼いで買ってやるぜ」と血気盛んにギラギラしてる若者のみなさま! 実はここ最近でも、世界の一流ブランドからスーパーカーが続々と日本デビューを果たしているのです。そんな最新スーパーカーのトレンド情報をお伝えしちゃいます!

ガルウィングに憧れ! カッコよ過ぎる最新スーパーカーを写真でもっと見てみる

スーパーカー世代なら感涙モノ! マセラティ MC20

スーパーカー世代なら「マセラティ」と聞けば「ボーラ」や「メラク」といったミッドシップスポーツカーを思い出すはず。

2020年9月9日にイタリア・モデナで発表され、日本でも披露されたのは「マセラティ MC20」。ガルウィング(バタフライドア)がキマってる!

最高速度325km/h以上! でもマセラティならではの優れたGT性能も

バンク角90度のV型6気筒 3リッターツインターボエンジンは、最高出力630PS/7500rpm、最大トルク730Nm/3000~5500rpm。今後のコンバーチブル化や電動化にも対応出来るフレキシブルなカーボンモノコックの採用で、車重は1500kg以内に収まっていて、最高速度325km/h以上、0~100km/h加速は2.9秒以下!

世界トップクラスのスーパーカーの誕生です。

とはいえそこはマセラティ。単なるスーパースポーツではなく、グランツーリスモ性能も重要視しています。かつてのボーラもメラクも、マセラティではあくまでもグランツーリスモ(長距離ドライブを速く快適にこなすGTカー)という位置付けでした。

だからドライビングモードのデフォルトは「GT」。ソフトなサスペンションとスムーズなギアシフトが設定されていて、普段使いでもOK。ほかに「Sport」「Corsa」「Wet」が用意されています。

そんなマセラティ MC20の価格は2650万円! 2020年度中には生産が開始する予定です。 フェラーリとはまたひと味違ったスーパーカーの世界、のぞいてみたいと思いませんか!?

「マクラーレン スピードテール」の最高速度は403km/h…っておいマジか!

続いては、F1コンストラクターとして有名なマクラーレンのロードカー部門、イギリスのマクラーレン・オートモーティブ製のスーパーカーです。いや最近は“スーパー”を超えて「ハイパーカー」っていうらしいですよ。

2020年9月14日に日本初公開されたのは、マクラーレンの中でも特に性能の優れたアルティメットシリーズ「McLaren Speedtail(マクラーレン スピードテール)」です。

実は既に2年前の2018年に発表済み。何がハイパーって、価格は175万ポンド、日本円で約2億3790万円(税別!)。みなさん「おおっ、これは欲しい!」って思ったはずですが、限定106台は既に全て完売だそうです。あー残念!

スピードテールは、マクラーレン・オートモーティブの前身、マクラーレン・カーズが1993年に誕生させた伝説のロードカー「マクラーレン F1」を彷彿とさせる1+2のシートレイアウト。システム出力1070馬力を誇るV8 4リッターツインターボ+モーターのハイブリッドパワートレイン、超軽量1430kgのカーボンモノコックボディといったスペックも“ハイパー”です。

でも何が一番凄いかといえば、この車体形状でしょう。最高速度403km/hの実現のためにエアロダイナミクスパフォーマンスにこだわり、鳥や魚のようにシームレスなフォルムが与えられました。フロントのホイールカバーは回転しない固定式で、タイヤまわりに発生する空気の渦を防ぎます。テールにはリアスポイラーの代わりに、航空機のような油圧作動式の伸縮自在なエルロンが備わり、エアブレーキの役割も果たします。

このようにとことんまで性能を追求した結果として、この独創的な美しさも得ることが出来たのです。

ランボルギーニ アヴェンタドールは累計生産10000台を達成

スーパーカー=ガルウィングのイメージを最初に強烈に残してくれたのは、「ランボルギーニ カウンタック」でした。

V12気筒エンジンを搭載する元祖ハイパーカー、カウンタックの系譜を受け継ぐ「アヴェンタドール」が2020年9月10日、生産台数10000台に達したと発表されました。

こうしたカッコいいスーパーカー、いや究極のハイパーカーへの情熱は、これからも衰えることはなさそうです。あなたも思い切って、憧れを現実にしてみませんか!?

[筆者:トクダ トオル(MOTA編集部)]

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筆者トクダ トオル(MOTA)

昭和44年生まれ。週末は愛車に乗って(時に鉄道に乗って)家族とともにドライブやキャンプを楽しむ1児のパパ。自動車メディアに携わるようになってから15年余りが経過。乗り換えに悩むユーザーの目線に立った平易なコンテンツ作りを常に意識し続けている。記事一覧を見る

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