フォルクスワーゲン 新型ゴルフGTI 発表会速報
- 筆者:
- カメラマン:オートックワン編集部
フォルクスワーゲン グループ ジャパン株式会社(以下、VGJ)は、新型ゴルフGTIを発表した。
初代よりゴルフGTIは、実用的なハッチバックボディに高性能なエンジンと強化されたサスペンションブレーキなどを装備させたスポーティモデルで、自動車ファンからは、スポーツカーに負けない走行性能と実用性を兼ね備えた「ホットハッチ」というカテゴリーで親しまれてきた。
ちなみに一般的にホットハッチのルーツは1977年に発売された初代ゴルフGTIとされており、ファンの間で今でも熱烈に支持されている。
今年4月に発売された新型の6代目ゴルフを目の当たりにして、新型のゴルフGTIの発売を待ち望んでいた自動車ファンも多かったことだろう。
さて、新型ゴルフGTIは、静粛性と環境性能を盛り込んだ6代目のゴルフをベースにチューニングを施し、先代モデルを上回るパワーはもちろん、低燃費を実現したモデルとして進化した。
GTIのダイナミックな走りを支えるパワートレインは、211馬力を発生する2リッターTSIエンジンと、デュアルクラッチミッションのDSGの組み合わせで、先代モデル(5代目ゴルフGTI)より、出力を11馬力も上げながらも、燃費は約3%向上。ホットハッチファンも納得できる出力アップと、環境性能を持ち合わせた一台といえよう。
もちろん、エンジンだけではなくGTI専用にチューニングされたシャシーに、フォルクスワーゲン初となる電子制御デファレンシャルロック「XDS」や、ゴルフ初搭載のアダプティブシャシーコントロール「DCC」(オプション)などの最新テクノロジーを採用したことで、スポーティなハンドリングとドライバーの意思に応える自在な走りを提供する。
次にエクステリアでは、ひと目でGTIとわかる伝統のハニカムグリルに施された赤いラインに加え、新型ゴルフでは初搭載となるバイキセノンヘッドライトや専用の縦型フォグランプなどが加わり、伝統を踏襲しつつ新しい要素と機能を見事に融合させている。
さらに、専用ステアリングホイールや専用スポーツシートなど、インテリアにもスポーティモデルらしいGTI専用装備が数多く用意されているのも見逃せない。
最後に発表会での質疑応答のなかで、報道陣から5月に発売されたシロッコとの違いについての質問に対し、VGJのゲラシモス・ジェリー・ドリザス社長は「GTIは運転が好き、自動車が好きないわゆるコアなファン向けで、シロッコは上質さやエレガントさを基調とした自動車を選ぶ方向け」と回答。
筆者もホットハッチという車が好きなだけに、ゲラシモス・ジェリー・ドリザス社長の回答には大きく頷く点は多々あるが、発表会で展示されていた実車のシートに腰を下ろした感じでは、6代目ゴルフのコンフォートさを残しつつ、スポーティな内装に仕上がっているので、決してシロッコと比べてエレガントさの面でも劣るというわけではないことを加えておこう。
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