スバル R2 新型車徹底解説(2/6)
- 筆者：
ワンモーションフォルムでコンパクトさを強調
R2のボディ外寸は全長が3395mm、全幅が1475mmで、ほかの多くの軽自動車と同じサイズを持つ。しかしボックス型ではないボディデザインを採用しているため、容積率という面ではかなり低くなっている。
ワンモーションフォルムと呼ばれるR2のスタイリングを真横から見ると、フロントバンパーの下端からリヤバンパーの下端までを一気に描いたようなスタイリングで、全体としてカタマリ感にあふれる。Ａピラーとエンジンフードは同じ傾斜角に設定され、そこにライトが突き出している。
R2のスタイリングでもっとも特徴的なのが、フロントのデザイン。飛行機を真正面から見た姿をモチーフにしたスプレッドウインググリルが採用された。これは航空機メーカーにそのルーツを持つスバルを象徴するためにこのR2から採用されたもので、順次スバルのクルマはこのグリルが与えられていく。リヤはストンと落とされたハッチを持つ。コンビネーションランプは上部に装着され、独特のスタイリングを形成。リヤガラスの下側に６連星のオーナメントを装着。このオーナメントを引くことでゲートのロックが解除される。
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