[スタッドレスタイヤ テスト]トーヨータイヤ OBSERVE GARIT GIZ(オブザーブ・ガリットギズ) 試乗(2/3)

[スタッドレスタイヤ テスト]トーヨータイヤ OBSERVE GARIT GIZ(オブザーブ・ガリットギズ) 試乗
トーヨータイヤ スタッドレス「OBSERVE GARIT GIZ」(オブザーブ・ガリット・ギズ) 雪上試乗レポート/飯田裕子 トーヨータイヤ スタッドレス「OBSERVE GARIT GIZ」(オブザーブ・ガリット・ギズ) 雪上試乗レポート/飯田裕子 トーヨータイヤ スタッドレス「OBSERVE GARIT GIZ」(オブザーブ・ガリット・ギズ) 雪上試乗レポート/飯田裕子 トーヨータイヤ スタッドレス「OBSERVE GARIT GIZ」(オブザーブ・ガリット・ギズ) 雪上試乗レポート/飯田裕子 トーヨータイヤ スタッドレス「OBSERVE GARIT GIZ」(オブザーブ・ガリット・ギズ) 雪上試乗レポート/飯田裕子 トーヨータイヤ スタッドレス「OBSERVE GARIT GIZ」(オブザーブ・ガリット・ギズ) 雪上試乗レポート/飯田裕子 トーヨータイヤ スタッドレス「OBSERVE GARIT GIZ」(オブザーブ・ガリット・ギズ) 雪上試乗レポート/飯田裕子 トーヨータイヤ スタッドレス「OBSERVE GARIT GIZ」(オブザーブ・ガリット・ギズ) 雪上試乗レポート/飯田裕子 トーヨータイヤ スタッドレス「OBSERVE GARIT GIZ」(オブザーブ・ガリット・ギズ) 雪上試乗レポート/飯田裕子 トーヨータイヤ スタッドレス「OBSERVE GARIT GIZ」(オブザーブ・ガリット・ギズ) 雪上試乗レポート/飯田裕子 トーヨータイヤ スタッドレス「OBSERVE GARIT GIZ」(オブザーブ・ガリット・ギズ) 雪上試乗レポート/飯田裕子 画像ギャラリーはこちら

OBSERVE GARIT GIZの性能を支える大きな特長、アレコレ

トーヨータイヤ スタッドレス「OBSERVE GARIT GIZ」(オブザーブ・ガリット・ギズ) 雪上試乗レポート/飯田裕子トーヨータイヤ スタッドレス「OBSERVE GARIT GIZ」(オブザーブ・ガリット・ギズ) 雪上試乗レポート/飯田裕子

そんなOBSERVE GARIT GIZの性能を支えている大きな特長は・・・

まず、タイヤと氷の間にわずかな摩擦によってできる薄い水膜を、タイヤの中に配合された“NEO吸水カーボニックセル”が吸水。そこに氷点下でもゴムの柔らかさをキープする“ナノゲル”という接地面が路面の凹凸にもしっかりと密着。“クルミ”が路面を引っ掻くという流れがつくられている。

瞬時にしっかりと水分を吸い取る“NEO吸水カーボニックセル”は、トーヨータイヤがこれまで採用してきた同種のパウダーと比べて、20倍の吸水力があるそうだ。路面の大小の凹凸(フラットに見える路面にも、クルマが運んできた水分や雪がクルマの熱や日中の温度で融けては塊になって、いつしか凸凹を形成している)と柔軟に接することのできるナノゲルは、購入から1~2年後でもその柔らかさを維持できるらしい。その柔らかなゴムに入る細かなサイプは、3Dサイプを採用することで、凹凸やわずかな荷重の変化によってヨレそうなゴムの倒れ込みを防ぐ。

さらにこの3Dサイプ自体も吸水性能を持つ。加えて“コンビネーションブロック”がブロック単位での支え合いも行うため、タイヤに前後/左右の負荷がかかってもヨレっとしないのも、安心材料のひとつとなる。

天然素材の鬼クルミを配合

トーヨータイヤ スタッドレス「OBSERVE GARIT GIZ」(オブザーブ・ガリット・ギズ) 雪上試乗レポート/飯田裕子

ゴムと一緒に練り込まれているクルミは鬼クルミという種類で、コレはアメリカでは研磨剤として使われているのだとか。OBSERVE GARIT GIZでは、アスファルトよりも柔らかく氷よりも硬い材質を持っているから、氷は引っ掻くけれど路面は削らない。またポロッと落ちても天然素材であり、さらに落ちたあとのクレーターのような穴も、新たな吸水穴として活躍してくれるのだそうだ。

また、クルミのみならず、ショルダー部にはエッヂ効果を高めたブロックが採用されているので、雪面を噛む能力も持ち合わせ、横方向に入った溝は排水/排雪効果を一層高めている。

そのしっかり感、安心感は冬の舗装路でもしっかりと実感出来る

トーヨータイヤ スタッドレス「OBSERVE GARIT GIZ」(オブザーブ・ガリット・ギズ) 雪上試乗レポート/飯田裕子

他にも細かな性能を挙げたらキリがないが、転がる度に瞬間瞬間で変わるタイヤ接地面の狭い世界では、骨格からはじまり、ゴムのなかに配合される顕微鏡サイズの物質から、表面のサイプや溝までが、複合的かつ効果的に氷や雪、舗装路などに働きかけているのだ。

ちなみに舗装路でのしっかり感は、速度域の高い高速道路でも安心できる頼もしさも十分アリ。というのも実は今回、OBSERVE GARIT GIZ装着車で一般道を走るチャンスがあり、個人的には制動性能の高さに何度も感心し安心感を抱いたからだ。

また峠道では、雪上を思い通りに走行ラインを走る安定感や、雪や氷、ウエットと乾燥路がミックスされたような路面変化にも動じぬ頼もしさも体感できた。それに乗り心地も良く、静粛性も高い。

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飯田 裕子
筆者飯田 裕子

OL時代に始めたレース活動をきっかけに、クルマへの興味/関心を深め、フリーの自動車ジャーナリストに転身。自動車雑誌への執筆や自動車系TV番組出演などから、活動の場を広げ、現在では女性誌および一般誌、新聞、Web、ラジオ番組でのパーソナリティ、TV、トークショーと活躍の場は幅広い。ドライビングインストラクターとしてのキャリアも長く、自動車メーカーをはじめ、一般企業、保険会社、警視庁などが主催するスクールでの指導にも定評あり。記事一覧を見る

樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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