ルノー 新型 メガーヌ ルノースポール(R.S.) 試乗レポート/岡本幸一郎(1/2)

ルノー 新型 メガーヌ ルノースポール(R.S.) 試乗レポート/岡本幸一郎
ルノー 新型 メガーヌ ルノースポール(R.S.)[19インチ・パック リュクス装着車] ルノー 新型 メガーヌ ルノースポール(R.S.)[19インチ・パック リュクス装着車] サーキット走行1 ルノー 新型 メガーヌ ルノースポール(R.S.)[19インチ・パック リュクス装着車] サーキット走行2 ルノー 新型 メガーヌ ルノースポール(R.S.)[19インチ・パック リュクス装着車] サーキット走行3 ルノー 新型 メガーヌ ルノースポール(R.S.)[19インチ・パック リュクス装着車] サーキット走行4 ルノー 新型 メガーヌ ルノースポール(R.S.)[19インチ・パック リュクス装着車] ルノー 新型 メガーヌ ルノースポール(R.S.)[19インチ・パック リュクス装着車] リアエンド・エクステリア ルノー 新型 メガーヌ ルノースポール(R.S.)[19インチ・パック リュクス装着車] 外観・俯瞰 ルノー 新型 メガーヌ ルノースポール(R.S.)[19インチ・パック リュクス装着車] リア・俯瞰 ルノー 新型 メガーヌ ルノースポール(R.S.)[19インチ・パック リュクス装着車] フロント・正面 エクステリア ルノー 新型 メガーヌ ルノースポール(R.S.)[19インチ・パック リュクス装着車] エクステリア 画像ギャラリーはこちら

レーシングカーのノウハウを注いで開発された市販スポーツモデル

ルノー 新型 メガーヌ ルノースポール(R.S.)[19インチ・パック リュクス装着車]
ルノー 新型 メガーヌ ルノースポール(R.S.) サーキット試乗ルノー 新型 メガーヌ ルノースポール(R.S.)[ボディカラー:ジョン・シリウスM]と、奥はルノー トゥインゴ ゴルディーニ R.S.

2012年7月12日、ルノー・ジャポンより、新型「メガーヌ ルノー・スポール」(特別限定車を含む)と、新型「トゥインゴ ゴルディーニ ルノー・スポール」、そして「メガーヌ エステートGT」という、ルノー・スポールが手がけた3モデルが発表された。

メーカーとしては市販乗用車を主体としているルノーだが、配下にモータースポーツ部門のルノー・スポールを置き、古くからモータースポーツには非常に積極的に取り組んできた経緯がある。

F1やラリー、ル・マン24時間レースをはじめとする各種耐久レースなど、幅広いカテゴリーに長年にわたって参戦し、しかもその多くの分野においてトップクラスで戦い、数々の輝かしい戦績を残してきた。そのことは、日本ではいまひとつ知られていないように思えるところだが、欧州ではすでにおなじみである。

またルノー・スポールは、同じ組織の一方で、レーシングカーと非常に近いところで、そのノウハウを惜しみなく注いだ市販量産スポーツモデルの開発を手がけてきた。

今回は、そんなルノー・スポールによる最新の3モデルを、袖ヶ浦フォレストレースウェイで試すチャンスを得た。

本項ではまず、新型メガーヌ ルノー・スポールのインプレッションをお届けしよう。

ニュルで市販FF車最速記録をマーク!

ルノー 新型 メガーヌ ルノースポール(R.S.)[19インチ・パック リュクス装着車] リアエンド・エクステリア

2011年6月、ニュルブルクリンクで8分7秒97というタイムをマークし、FF車で世界最速の座を手に入れたのが「ルノー メガーヌ ルノー・スポール」だ。

車両は、当時の量産仕様のメガーヌ ルノー・スポールをベースに、プラス15psのエンジン出力向上と、内外装にわずかな変更を施した「トロフィー」という限定車で、タイヤにはブリヂストン製のPOTENZA RE050を装着したものだった。

つまりタイムを出すために特別に調達したスペシャルマシンではなく、市販車に近い状態のクルマで上記の偉業を達成したのである!

ルノー 新型 メガーヌ ルノースポール(R.S.)[19インチ・パック リュクス装着車] フロント・正面 エクステリアルノー 新型 メガーヌ ルノースポール(R.S.)[19インチ・パック リュクス装着車] エクステリアルノー 新型 メガーヌ ルノースポール(R.S.)[19インチ・パック リュクス装着車] リア・エクステリアルノー 新型 メガーヌ ルノースポール(R.S.)[19インチ・パック リュクス装着車] F1由来のリアディフューザーを装着ルノー 新型 メガーヌ ルノースポール(R.S.)[19インチ・パック リュクス装着車] フロント周り

パワーアップをはたし、右ハンドルとなったメガーヌ ルノー・スポール

ルノー 新型 メガーヌ ルノースポール(R.S.)[19インチ・パック リュクス装着車] 19インチアルミホイール

そして今回発売された新型メガーヌ ルノー・スポールは、見た目の変更点はごくわずかだが、走りに関する部分が、まさにニュルでタイムをマークしたマシンと同じ仕様とされている。

またこれまでのメガーヌ ルノー・スポールに対し、新型のエンジンスペックは最高出力が250psから265ps、最大トルクが340Nmから360Nmへと引き上げられている。

このほか、より個性を際立たせるパッケージオプションの「レッドパック」、「パック リュクス」が設定されており、後者では19インチタイヤ&ホイールが与えられるのだが、従来とタイヤの銘柄が変更され、ニュルでタイムを出したときに履いていたのと同じPOTENZA RE050装着となった。

その他では、ポジションランプにLEDが配置され、レカロシートのサイドサポート部にレザー調の素材が配されるなどした。

そして最大の変更点は、これまでの左ハンドル仕様から右ハンドル仕様となったことだ。左ハンドルが好みという人(実は筆者も…)も多いだろうし、左右が選べるとベストだと思うところだが、「右ハンドルがあれば欲しいのだけど」という人が少なくなかったことを受けて、日本仕様は右ハンドル化されることとなった。

ルノー 新型 メガーヌ ルノースポール(R.S.)[19インチ・パック リュクス装着車] リアシートルノー 新型 メガーヌ ルノースポール(R.S.)[19インチ・パック リュクス装着車] フロントシートルノー 新型 メガーヌ ルノースポール(R.S.)[19インチ・パック リュクス装着車] 運転席・コックピット周りルノー 新型 メガーヌ ルノースポール(R.S.)[19インチ・パック リュクス装着車] ルーフルノー 新型 メガーヌ ルノースポール(R.S.)[19インチ・パック リュクス装着車] 大型固定ガラスルーフ(オプション)
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岡本 幸一郎
筆者岡本 幸一郎

ビデオ「ベストモータリング」の制作、雑誌編集者を経てモータージャーナリストに転身。新車誌、チューニングカー誌や各種専門誌にて原稿執筆の他、映像制作や携帯コンテンツなどのプロデュースまで各方面にて活動中。記事一覧を見る

樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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