日産 新型エクストレイル 新型車解説/渡辺陽一郎(1/2)
- 筆者: 渡辺 陽一郎
- カメラマン:日産自動車株式会社
デュアリスとの統合が図られた新型エクストレイル
上の画像をご覧頂いて、「新しい日産 エクストレイル、ずいぶんと外観が変わったねぇ」と思われた読者諸兄は多いことだろう。
エクストレイルの初代モデルは2000年に登場。2007年に2代目となる先代モデルへ一新されたが、いずれも直線基調のボディスタイルが特徴だった。
プラットフォームは初代モデルから前輪駆動をベースにしており、SUVの分類としてはシティ派に位置付けられるものの、そのエクステリアは「三菱 パジェロ」や「トヨタ ランドクルーザー」といった後輪駆動ベースのオフロードSUVにも劣らない風貌であった。そんな野生味ある外観と、ウィンドウ下端を低く抑えた良好な視界が人気を得て、エクストレイルは好調な販売台数を推移してきた。
新型エクストレイルでは3列シートの7人乗り仕様も登場!
新型エクストレイルのボディサイズは、全長が4,640mm、全幅が1,820mmで、全高は1,715mm。
先代型に比べると5mm長く、30mm広く、15mm高い。全幅が1,800mmを超えたものの、先代モデルとほぼ同じ大きさだ。ただしホイールベースは2,705mmと、75mmの拡大が図られている。ホイールベースの伸張は外観の見栄えにも影響を与え、4輪がボディの四隅に踏ん張るデザインとなった。
内装ではインパネの雰囲気がかなり変更されている。水平基調の造形は従来型と同様だが、各部の曲線が強調され、質感を高めて緻密に造り込んだ。
ホイールベースを75mm伸ばしたことで居住性も向上。前後のシート間隔を拡大し、シートの背面形状も工夫することでリアシートの足元空間は90mm広がった。
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