「さよなら日産本社ギャラリー、ありがとう銀座6丁目。」

日産本社ギャラリーが、41年の歴史に幕を下ろす

銀座6丁目にある日産本社ギャラリーが閉館を迎えた。

日産本社ギャラリーは1968年に、横浜から銀座への本社移転に伴い、自動車業界初のギャラリーとしてオープン。

以後、数々の新型車展示やイベントの開催、さらには新型車の試乗もできるという点から、日産ファンをはじめ、自動車ファンの交流の場として多くの来場者を誇り、賑わいを見せたスポットだ。

日産本社ギャラリーが、41年という歴史に幕を下ろすにあたり、開館最終日の5月31日、ミス・フェアレディによる閉館セレモニーがクローズ時間の17時30分から始まり、報道陣をはじめ足しげく通った多くのファンに囲まれながらとり行なわれた。

はじめに日産本社ギャラリーに勤務するミス・フェアレディ9名が、ギャラリーエントランスに集合し、代表の天野 唯さんが閉館の挨拶を行った。

当日は、我らオートックワン動画でお馴染みのマリオ二等兵も、ここぞとばかりに埼玉から駆けつけ、ミス・フェアレディへ勇往邁進にインタビューする姿が見られた。

マリオ二等兵のインタビューに応えるミス・フェアレディの天野さんは、

「私は4年ほどこのお仕事をさせていただいておりますが、本当に多くの方々にご来場いただきました。中には常連の方もいらっしゃいました。やっぱり歴史がある場所だけに、閉館するのはとても寂しいです。」

とコメント。

さらには、合コンなどでミス・フェアレディの名は男性諸君にインパクトを与えるのか？というマリオ二等兵の場違いな質問にも、

「若い方は“ミス・フェアレディ”そのものをご存知でない方が多いですね。でも年配の方々からは“フェアレディZ”からの響きもあり、ご好評をいただいております。」

と、一生懸命に応対する一面も見られた。

日産本社ギャラリーは創業の地である横浜への本社再移転に伴い、2009年8月上旬、同時に“グローバル本社ギャラリー”として、みなとみらいの日産新本社屋にリニューアルオープンする予定だ。

次の新天地横浜で、ミス・フェアレディが再びお出迎えしてくれる。こちらも楽しみだ。