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試乗レポート 2010/6/18 14:56

日産 リーフ プロトタイプ 試乗レポート/岡本幸一郎(2/4)

関連: 日産 Text: 岡本 幸一郎 Photo: オートックワン編集部
日産 リーフ プロトタイプ 試乗レポート/岡本幸一郎

日産がこだわって仕上げた「ブレーキフィール」

日産 リーフ

今回試乗できるのは横須賀の追浜にある日産のテストコース「グランドライブ」の周回路をわずか2周のみ。しかし、このクルマの完成度をうかがい知るには、十分なインパクトがあった。

走り出した瞬間から、以前乗った試作車とはまるで違うことを感じ取ることができた。

まず、ゼロスタートと、そこから100km/hまでの加速したときのフィーリングが非常に滑らかだった。Dレンジでは3リッター車と同等のトルク、エコモードでは1.5リッター車と同等となるが、エコモードでも100%踏み込むとDレンジと同じになる。

前回の試作車は、軽く踏み込んでも、いきなり「スイッチオン」状態で唐突に加速したので、市街地では危ないんじゃないかと思ったほどだったが、今回の試作車は別物だ。「使っているものは同じでも、制御を大幅にアップデートした」と開発陣も述べている。

静粛性も極めて高い。パワートレイン系の音がないと、風切り音やタイヤのノイズなどの別の音が気になり出すはずだが、それもかなり抑えられている。

乗り心地も至極快適だ。前回の試作車は、重さに耐えるために足まわりを固めており、路面状態のよいグランドライブの周回路を走っても、ときおりドタバタした印象があった。

ところが今回の試乗車は、しなやかにフラットな姿勢を保っている。

日産 リーフ

さらに感心させられたのがブレーキだ。協調回生を行なっており、どのくらい違和感なく仕上げられているかと思って試したのだが、その印象は「本当に回生を行なっているのか?」というほど自然だった。

アクセルオフでももちろん回生するし、ブレーキを強めに踏んだときにも、あたかもディスクを掴んでいるかのように減速する。積極的にエネルギーを回収するため、バッテリーの充電量や車速など条件によるが、上記のようなフィーリングのまま、100%回生だけで止めるシチュエーションもあるという。

バッテリー側が受け入れられず回生失効しそうな状況では、自動的に油圧ブレーキに切り替えるのだが、そのときのフィーリングの違和感もないよう仕上げたと開発陣は述べる。

また、回生ブレーキにありがちな、ブレーキ圧を抜いたときにひきずる感覚もなかった。

「日産がつくったEVはここまでできるということを示そうという強い意志のもとに、ブレーキフィールで違和感を与えることのないよう、大いにこだわって仕上げた」と開発陣は胸を張った。

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