ハイエースなどのワンボックスカーはなぜ不動の人気を誇るのか!?漢の血が騒ぐ究極のガテン系マシンが支持される理由を探った!(1/2)
- 筆者: 岡本 幸一郎
- カメラマン:小林岳夫/オートックワン編集部
街で見かけない日などないキャブオーバータイプの商用ワンボックスカー。日本のビジネスシーンには欠かせない存在だ。実は最近では、商用の用途のみならず、ミニバンならぬ自家用車としてその利便性を最大限活用し楽しむユーザーも増えてきている。
キャンプ道具を満載にしてアウトドアシーンで活用する人、さらには外観をドレスアップしてスポーティな雰囲気へと自分好みに演出する人も多い。その代表格とも言える車がトヨタのハイエースだ。
「男は黙ってハイエース」という一時流行った言葉もあるほど、特に男性からの支持は高く、ガテン系のイメージがとにかく強い。しかし最近では女性からの支持も得られるほど、イメージ自体に徐々に変化がみられる。全面ピンク塗装で、ダッシュボードにはキティちゃんのぬいぐるみを並べ、助手席から怖面の男性、運転席からかわいらしい女性がピョコっと降りてくるという、ズッコケ寸前の一種異様な光景も目にする。
これは極端ではあるが、まさに「イカツイ」だけではなく「ゴツカワ」路線にも行けてしまう許容範囲を持つ懐の深さはハイエースなどのワンボックスカーならでは。
つまり商用車なのに、エクステリアやインテリアをカスタムして自分オリジナルのスタイルへと変えられるのがハイエースの凄いところと言えよう。
話は逸れたが、わたくし岡本幸一郎、そんな人気の波に乗ったのか、ワンボックスカーの導入を検討しているという人がいると聞き、富山県で「皇國晴酒造」の代表を務める岩瀬新吾社長を訪ねた。酒造会社の社長と聞くと、なんとも頑固一徹、男気一本なイメージがするだけにこれは期待できる。
なぜ今ハイエースなのか?そしてなぜワンボックスカーを選ぶのかを探ってみた。
(岡本)岩瀬さんもそこに惚れたんですね。ちなみに仕事で使われている車ではどんな悩みが?
(岩瀬)通常の配達では今使っているトラックも便利なのですが、ワンボックスカーは雨をしのげるというのが大きいですね。実際に同業者でもハイエースやキャラバンに乗り換えている人も多いです。彼らに話を聞くと、これまでトラックだと配送の時に必要だった日除けシートをせずに済む、というだけでもかなり楽だと言います。
それから、建築関係者もハイエースに乗っていますが、中にはけっこうイケイケな外観のクルマもあったりして(笑)。ドレスアップしたワンボックスカーって見た目もカッコいいし、憧れますね。仕事でも使えてプライベートでもカッコよく乗れる。だから今、そんなハイエースなどのワンボックスカーが気になるんですよ。
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