【フォトギャラリー】オーテックジャパン ”ファクトリーカスタム”のあたらしいカタチ「日産 ノート AXIS」&「キューブ AXIS」(1/2)
- 筆者: トクダ トオル(MOTA)
- カメラマン:茂呂幸正/モデル:美波千夏
日産 ノート・キューブ「AXIS(アクシス)」を徹底チェック!
日産の関連会社、オーテックジャパンが造るカスタムカーの代表作といえば、先日デビュー15周年を迎えた「Rider(ライダー)」が真っ先に挙げられるだろう。その始まりは、アメリカンテイストのビレットグリルが強い存在感を放つ、1998年に誕生した初代「キューブ ライダー」から。以降、高級ミニバン「エルグランド」から軽自動車に至るまで幅広いラインナップを拡大し、今では日産カスタムカーの定番商品へと成長した。
しかーし!
忘れてはならないもうひとつの柱がオーテックジャパンにはある。その名は「AXIS(アクシス)」。ライダーとはひと味もふた味も違う個性を持つ、魅力的なコンプリートカーなのだ。
アクシスが目指すのは「オーセンティックな上質さ」
日産のカスタムモデル「AXIS(アクシス)」のデビューは、意外なことにRider(ライダー)よりも早い1997年、個性的なスペースワゴン「ルネッサ」からスタートしている。その後、ミニバンの初代「プレサージュ」や「バサラ」、「プレーリー リバティ」などに展開。さらに2代目「ステージア」や初代「ティアナ」、「ティーダ」などにラインナップされ、次第にオーテック製コンプリートカー第2のキャラクターを確実なものとしていった。
現在販売される日産車でAXIS(アクシス)シリーズをラインナップしているのは、2代目「ノート」、3代目「キューブ」、そして2代目「ティアナ」の3車種。Riderシリーズ特有の強い存在感と比べると外観上の差別化は控えめだが、乗り込んでみればその違いは明白だ。
AXISが目指す世界観は「オーセンティック」や「上質」。この場合のAuthenticとは「ホンモノの」といった意味あいである。いずれのモデルも、特にインテリアに対してクラスを超えた魅力を与えている。
バリューなノートに設定されたプレミアムな1台「ノート AXIS」
ここでは最新の「日産 ノート(NOTE)」と「キューブ(CUBE)」の各AXISにスポットを当て、それぞれのオーセンティックな上質さについて、順を追って紹介していこう。
まずは、2013年2月に追加設定された「ノート」AXISから。
2012年9月に登場した2代目「ノート」は、クラストップの低燃費性能と力強い走りを両立したエコスーパーチャージャーエンジンや、広い室内、親しみやすいデザイン、バリュー度の高い価格設定など、時代が求める性能を全方位に極めた人気コンパクトカーである。
そんな実用車の鑑(カガミ)とでも言うべきノートだからこそあえて設定されたのが、ここで紹介するプレミアムなモデル「ノート AXIS」だ。
細やかな気配りでドレスアップされたカスタムモデル
もともとノートには、合皮レザー/スウェード調コンビシートやピアノブラックパネルといった室内の仕立て、装備の充実化などで差別化を図った上級グレード「ノート MEDALIST(メダリスト)」がラインナップに用意されており、モデル自体が消滅した上級コンパクト「ティーダ」や、より大きな高級モデルからの代替需要に応えている。しかしノート AXISはさらにその上をいく設定とされ、専用デザインの本革シートや木目調パネルによりドレスアップされている。
木目調パネルはこれ見よがしにぎらぎらした質感ではなく、トーンを抑えた品のいい雰囲気。さらに高級車「フーガ」との共通性を想わせる銀粉加工処理で、上質に仕立てられた。本革シートもセンター部にギャザーを与え、木目との相性を考慮したパイピングを加えるなど、少量生産モデルならではの細やかな気配りがなされたカスタムカーなのだ。
もちろん外観上も、専用のフロントグリルを与え差別化を図っている。同じく専用のメッキグリルを持つノート Riderとは違い、メッキの配し方や形状もより繊細なデザインとして、さりげない高級感を得た。特別色「オーロラモーヴ」など4色のボディカラー、2WD(1.2 DIG-S)と4WD(1.2)の2タイプが用意され、価格は1,795,500円[消費税込]からとなっている。
続いてはもう1台のアクシス、「キューブ AXIS」についてご紹介しよう。こちらもオーテックジャパンのこだわりが濃密に詰まった1台となっている。
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