日産 リーフ マイナーチェンジ(2012年モデル) 試乗レポート/国沢光宏(1/2)
- 筆者:
外見は変わらないけれど、その中身は大きく進化を遂げた日産 リーフ
日産 リーフを愛車に持つ国沢光宏氏による、2012年11月にマイナーチェンジが施された新型リーフの試乗記!航続距離が延びたほか、数々の改良が施された新型リーフを、国沢氏はどのように評価するのか!?
電気自動車に限らず、どんな分野でも「先駆者」はカンペキじゃない。
ハイブリッド車の始祖となる初代プリウスだって数多くの弱点を持っており、2年目のマイナーチェンジで外観の変更こそ行わなかったものの、制御系はもちろん車体構造まで作り替えるなど大変更を行っている。新しい技術は進化が大きい、と言い換えることが出来ます。
そして、電気自動車も全く同じ。
従来型の開発末期になって次々と新しいアイデアが出てきたという。当然ながら発売までに間に合わず、見切り発車となってしまった。その時に採用できなかった技術を、今回のマイナーチェンジに盛り込んで来たというワケ。
リーフの弱点の一つ、航続距離が伸びた!
マイナーチェンジにおける最大の「進化」は、リーフの弱点と言われていた航続距離。
カタログデータだと「前期型に対して14%伸びた」となっている。けれど、車載の電費計(ガソリン車の燃費計に相当)を見ると、同じ区間を同じペースで走ったなら、8km/kWh前後。私が持っている前期型と大差なし!
しかし、満充電後90kmほど走った後の「残走行可能距離」を見ると、新型は70km。私の前期型が40km。つまり、新型なら安心して90km+40kmの130kmくらい走れるものの、前期型だと90km+20kmの110kmくらいしか走れないということになる。
電費計の表示が厳しくなったのか、それとも搭載している電池の容量をフルに使い切れるようになったのか、カタログ通り電費が14%良くなったのか現時点で不明ながら(日産に聞いたら調べてみます、とのこと)、私の乗り方ならストレスを感じることなく130km走れるようになった。
これだけ走れれば、何の問題も無し!
平均車速20km/hの東京都内であれば6時間半稼働してくれるし、片道65kmの距離までなら充電無しで行って帰ってこられる。
従来型だとギリギリの箱根や前橋、河口湖といった年に数回行くような場所も10%の余裕を持って届く。
愛車の売却を、もっと楽に!もっと高く!
-
一括査定はたくさんの買取店からの電話が面倒?
これまでの一括査定は、たくさんの買取店からの電話が面倒でした。MOTA車買取なら、最大20社の査定額をwebで簡単比較。やり取りするのは査定額上位の3社だけ。車の査定が楽に完結する仕組みです。
-
一括査定は本当に高く売れるの?
これまでは、買取店に会わないと査定額がわからず、比較がしづらい仕組みでした。MOTA車買取は最短3時間後、最大20社を簡単比較。加えて、買取店は査定額上位3社に選ばれるために競い合うから、どうしても高く売れてしまいます。