フェラーリ、同社初の4人乗り4輪駆動モデル「FF(Ferrari Four)」発表
フェラーリは、東日本大震災に見舞われた日本の復興へのサポートの一環として、在日イタリア大使館と共催で、「FF(FerrariFour)」発表チャリティー・オークション・パーティーを7月4日(月)に開催し、総額5,300万円以上が寄付金として集められたと発表した。
集まった寄付金は、イタリア・ローマにあるチヴィタヴェッキアの姉妹都市である、宮城県石巻市へ全額送られ、「今すぐできる支援」として、放課後児童クラブの専用教室建設費用に充てられる予定。
フェラーリS.p.A会長のルカ・ディ・モンテゼーモロも会場に駆けつけ、フェラーリ初の4人乗り、四輪駆動モデル「FF(FerrariFour)」を日本で初めて披露。
「FF」は、GTスポーツカーという、まったく新しいテーマを掲げた革新的なモデルとして、その刷新的なデザインや、究極のスポーツカーとしてのパフォーマンスと真のGTモデルとしてのバーサティリティおよび実用性を両立している。
同イベントでは、その「FF」日本上陸第1号車に加え、スクーデリア・フェラーリのF1ドライバー、フェルナンド・アロンソとフェリペ・マッサのサイン入りポロシャツのオークションも実施され、石巻市への寄付金に加えられた。
モンテゼーモロ会長は、
「今年3月に東日本大震災のニュースを目にしたときの衝撃と、その苦難に不屈の精神で立ち向かう日本の皆さんの姿を拝見し、今、フェラーリとしてできることは何かと考えていました。そして、フェラーリ・ファミリーにとってかけがえのない日本のために、フェラーリらしい支援をしたいという思いから、このチャリティー・オークション・パーティーを企画しました。
この趣旨に賛同し、集まっていただいたゲストの皆様、ご協力を申し出ていただいた在日イタリア大使館の皆様には大変感謝しています。今回のパーティーの成功を受けて、今後も日本の復興を支援できるような取り組みを実施していきたいと強く感じています」
と挨拶した。
なお、会場には海江田万里経済産業大臣、亀山紘石巻市長もこのイベント開催への感謝の意を伝えに姿を現し、日本とイタリアの関係はこれまで以上に深まるだろうとコメントしている。
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