ホンダCR-Vがモデルチェンジ 北米で今冬発売 ~1.5リッターターボエンジンを初搭載~
1.5リッターターボで走行性能と燃費性能が両立
北米で累計400万台を販売し、20年近くベストセラーを守り続けているホンダ CR-V(北米向けモデル)が、モデルチェンジして今冬に発売される。
5代目となる新型CR-Vは、従来の2.4リッター 直噴DOHC i-VTECエンジンに加え、今回初めて1.5リッター 直噴ターボエンジンを搭載し、これまで以上に力強い走りと優れた燃費性能を両立した。
エクステリア、インテリアともに全面的に刷新し、より精悍でスポーティなエクステリアと、広く快適で上質な室内空間とした。
また、ホンダの先進安全運転支援システム「Honda SENSING」を搭載するなど、コンパクトSUVのベンチマークとなることを目指して開発された。
新型CR-Vの北米での生産は、オハイオ州イースト・リバティ工場とカナダ・オンタリオ工場に加え、今回初めてインディアナ工場でも行われることになっている。
インテリア/快適装備/安心性能
後席の足元空間は現行モデルに加え2.1インチ(約5.3cm)以上長くなり、室内空間とともにクラストップレベルの広さとした。
スマートフォンの機能を車内でも便利に使えるApple CarPlayとAndroid Autoに対応するほか、GPS機器大手のGarmin社と共同で開発したナビゲーションシステムを搭載。
さらに、ハンズフリーのパワーテールゲートをホンダとして初採用。車体後部下に設置されたセンサーに足をかざすだけで開閉操作ができ、両手が塞がった状態での荷物の積み下ろしも可能にし、利便性を大幅に向上した。
また、先進の安全運転支援システム「Honda SENSING」にはアダプティブ・クルーズ・コントロール(ACC)に渋滞追従機能を追加するなど、現行モデルに比べてさらに機能を充実させた。
パワートレイン/シャシー
従来の2.4リッター 直噴DOHC i-VTECエンジンに加え、EX以上のグレードにはCR-V初の1.5リッター DOHC直噴ターボエンジンを搭載。最高出力は190馬力で、どの回転域においても優れた応答性を実現した。
また、空力性能を追求したボディーとの組み合わせにより、コンパクトSUVクラスでトップレベルの燃費性能と力強い走りを両立している。
トランスミッションは全グレードにCVTを採用し、ホンダ独自の変速制御「G-Design Shift」を適用。
「液封コンプライアンスブッシュ」を採用したフロントストラットサスペンションとリアマルチリンクサスペンションにより、上質で快適な乗り心地を実現した。
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