スバル 新型インプレッサのベスト・バイ・グレードは!?充実の安全装備から全グレード価格を含め徹底検証(1/5)
- 筆者: 渡辺 陽一郎
- カメラマン:茂呂幸正
スバルの主力モデルインプレッサがフルモデルチェンジ
クルマ好きのファンが多い自動車メーカーといえばスバルだろう。ユーザーのことを「スバリスト」と呼んだりする。
以前のスバル車ではレガシィが中心的な存在だったが、現行型は全幅が1800mmを超えるなど大型化され、人気の高かったツーリングワゴンは廃止された。
その結果、今の販売の主力はインプレッサ、国内市場を重視して開発されたワゴンのレヴォーグ、SUVのフォレスターになる。
以前はレヴォーグの売れ行きが好調だったが、発売から2年以上を経過して伸び悩み、今ではインプレッサ(XVを含む)が国内におけるスバルの最多販売車種だ。
このインプレッサが2016年10月中旬にフルモデルチェンジを受ける。これに先立ち、スバルの販売店では2016年9月1日から価格を明らかにして受注を開始した。そこで新型インプレッサの詳細なガイドを行いたい。
新しいプラットフォームの採用により、走行安定性や安全性が向上
ボディタイプは従来型と同様に5ドアハッチバックのスポーツと4ドアセダンのG4だ。エンジンは水平対向4気筒の1.6リッターと2リッターを用意する。
この概要は先代型と同じだが、新型はプラットフォームを刷新した。これにより走行安定性や乗り心地といった走りの質を高め、安全性の向上に対応し、さらに将来の電動化も考慮している。
ボディの底面に前後方向に配置された基本骨格は、従来型では上から見るとクランク状に屈折する部分があったが、新型では緩やかなカーブを描きながら直線的に繋げた。このほかにも接合部の強化などさまざまな対策を施し、ボディ各部の剛性を70~100%高めている。
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