マツダ 新型アクセラ15S(ガソリンモデル)燃費レポート/永田恵一(1/5)
- 筆者: 永田 恵一
- カメラマン:永田恵一/オートックワン編集部
昨年11月の発売から約1ヶ月で、月間販売目標台数(3,000台)の5倍以上となる約1万6,000台の受注を集めるなど、今話題の「マツダ 新型アクセラ」。
エンジンバリエーションに、ガソリンモデル、ハイブリッドモデル、ディーゼルモデルの3種類を揃えているのは珍しいが、現在の人気は、初期受注で66%を占めるガソリンモデルだ。
新型アクセラのガソリンエンジンは「1.5リッター」と「2リッター」が用意されており、今回はアクセラ全体のベーシックモデルとなる1.5リッターの実燃費を計測した。
ハイブリッドモデルの実燃費レポートはコチラ
最近のマツダ車は圧倒的な動力性能や、燃費の良さ(軽油の安さによる総合的な燃料費の安さも含む)などにより、ディーゼル車ばかりに注目が集まり、「SKYACTIV-G」と呼ばれるガソリンエンジンはちょっと地味な存在になっている感も受ける。
しかし、SKYACTIV-Gは低燃費と爽快な走りを両立するため、1.5リッター、2リッターともに直噴化、パワーと燃費を両立させるために重要な要素である圧縮比の向上(ガソリンエンジンとしては非常に高い13.0を実現)、効率良く排気に貢献する4-2-1排気システムといった高度な技術を採用している。
さらに、アイドリングストップも「i-stop」と呼ばれる直噴エンジンの特性を利用してエンジンを再始動し、通常エンジンを始動するために使うセルモーターは補助的に使うタイプとなっている。つまり、先端技術が詰まったガソリンエンジンの1つなのだ。
トランスミッションはATらしいスムースさと素早いシフト、ロックアップ領域(トルクコンバーターを直結した状態)を広くすることで燃費向上に貢献する6速ATと6速MTが1.5リッター、2リッターそれぞれに設定されている。
※2リッターの6速MTは4月17日発売、現在は予約を受け付け中。
結果、新型アクセラのJC08モード燃費は今回テストした15Sのセダン(1.5Lの上級グレード)で19.6㎞/Lという燃費を実現している。
新型アクセラの実燃費テストに使用したグレードは、15Sのセダン(6速AT/190万500円)を起用し、前回掲載したアクセラハイブリッドと同時にテストした。取材日は、1月16日(木)の午前8時に出発し、午後8時頃に帰着するという設定。天候は晴天で、最高気温9度という冬場の平均的な気候、交通量は市街地の混雑がやや激しいといった状況であった。
燃費測定の基本ルール
・燃費の測定は、車両に純正搭載されている車載燃費計を使用
・スピードは流れに乗ったごく一般的なペースで走行
・車両の状態もエアコンは快適に過ごせる温度(オートエアコンなら25度)に設定
・走行モードが選択できる場合にはノーマルモードを選んで走行
愛車の売却を、もっと楽に!もっと高く!
-
一括査定はたくさんの買取店からの電話が面倒?
これまでの一括査定は、たくさんの買取店からの電話が面倒でした。MOTA車買取なら、最大20社の査定額をwebで簡単比較。やり取りするのは査定額上位の3社だけ。車の査定が楽に完結する仕組みです。
-
一括査定は本当に高く売れるの?
これまでは、買取店に会わないと査定額がわからず、比較がしづらい仕組みでした。MOTA車買取は最短3時間後、最大20社を簡単比較。加えて、買取店は査定額上位3社に選ばれるために競い合うから、どうしても高く売れてしまいます。