三菱自、日本に4年振り投入の新型SUVはクリーンディーゼルでマツダに対抗か(1/2)
- 筆者: 国沢 光宏
- カメラマン:三菱自動車
日産との新たな関係でPHEV開発の復活が期待されたが
興味深いことに三菱の新型SUVを紹介したら、新しい情報が入ってきた。詳細を知っている人からすれば間違った内容じゃ納得出来ない、ということなんだろう。もちろんメディアの本質は「正しい情報を届ける」。
最新&今度こそ関係者も「まぁそんな内容でいいでしょう」と納得出来る記事を。
前回お届けした新型SUVの内容と一番違うのが「PHEVの設定無し」という点になる。すでに昨年8月の段階で三菱自動車自ら開発凍結を公表していたものの、日産との新たな関係により復活したというウワサが出ていた。
もちろん日産自動車サイドは三菱自動車のPHEV技術を高く評価している。コンパクトSUVという位置づけの新型SUVでなく、アウトランダーやエクストレイル(アメリカ仕様のローグも含む)クラスで展開しようとしているらしい。確かにエクストレイルクラスは燃費規制のため今後PHEVが必要。
マツダのディーゼルに勝るとも劣らないスペックか
新型SUVの情報に戻る。
当面はガソリンとクリーンディーゼルの2本立てになるそうな。ここまで読んで「デリカD:5用のディーゼルじゃ魅力無いでしょ」と思うかもしれない。確かにデリカD:5のディーゼル、出力だけ比べても最近のクリーンディーゼルと比べたら見劣りします。
しかし、新型SUVに搭載されるクリーンディーゼルは、マツダのディーゼルに勝るとも劣らないスペックを持たせてくる可能性大。いずれにしろ新型SUVを出すならハイブリッドまたはディーゼルという燃費の良いパワーユニットが必要だ。
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