三菱 新型RVR 試乗レポート/渡辺陽一郎(1/3)
- 筆者: 渡辺 陽一郎
- カメラマン:島村栄二/オートックワン編集部
「AS&G」アイドリングストップを搭載、さらにエンジンにも改良が加えられた
今、話題の装備といえばアイドリングストップだ。
2009年に登場したアクセラを皮切りに普及を開始して、今ではミライースやMRワゴンなどの軽自動車にも採用される、燃費性能を向上させるためのお馴染みの装備となった。
ハイブリッド化にはモーターや専用バッテリーが必要で、コストが高まってボディも重くなるが、アイドリングストップであれば3万円程度の価格アップで装着できる。
この度、三菱はAS&G(オートストップ&ゴー)という名称のアイドリングストップを、RVRとギャランフォルティスに採用した。今回は、AS&Gを搭載した新型RVRに試乗してみたい。
現行型の三菱 RVRは、2010年に登場した。
プラットフォームや4WDシステムはアウトランダーと共通だが、外観がスポーティな都会派SUVに仕上げられた。日本車でいえばデュアリス、輸入車ならフォルクスワーゲンのティグアンなどがライバル車だ。
今回の変更ではAS&Gの装着がニュースだが、環境性能を高めるために、1.8リッターのMIVECエンジンも変更されている。
極めて専門的な話になるが、変更点は吸気バルブの連続可変リフト機能と、吸排気の連続位相可変機能を採用した点。バルブの開閉の仕方を綿密に制御して、エンジンが吸排気を行う時の損失を減らしたり、燃焼を終えたガスの再吸入量を調節することにより、効率を高めている。
また、従来型のエンジンは直打式のツインカムだったが、新型ではローラーロッカーアームを介するシングルカムに変更。部品点数の低減なども図った。
これらAS&Gとエンジンの変更により、10・15モード燃費は従来型に対して1.8km/L向上し、2WD車は「17km/L」、4WD車は「16.8km/L」になった。
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