約30年ぶりのフルモデルチェンジ!メルセデス・ベンツ 新型 Gクラスを発表【ジュネーブショー2018】
- 筆者: 松田 タクヤ
- カメラマン:メルセデス・ベンツ
超キープコンセプトだが大幅に進化して登場した新型Gクラス
メルセデス・ベンツは、2018年3月6日(火)~18日(日)までスイス・ジュネーブで開催される第88回ジュネーブ国際モーターショーにおいて、2018年北米国際自動車ショー(デトロイトショー2018)で世界初公開した、最高級SUVとなる新型“Gクラス”を欧州初披露する。
新型Gクラスのデザインは、一目見ただけではどこが変わったのか分からないほどキープコンセプトと言える。しかし、ヘッドライト周辺やオーバーフェンダーの形状が若干丸みを帯び、フロントバンパーの厚さを薄くしたため、全体的に洗練さを高めた印象。ボディサイズも全体的に拡大されており、室内空間も広められている。
広められた内装は大きく変更されており、まず目に飛び込んでくるのが水平基調に伸びた巨大なディスプレイ。こちらは12.3インチのディスプレイが2つ並べられており、クラシック/スポーツ/プログレッシブの3種類から投影されるデザインを選択することができるデジタルディスプレイだ。
また、航空機のジェットエンジンを彷彿とさせる円形の送風口の間には3つのデフロック用のハイライトスイッチが配され、無骨でありながらも未来感と高級感も見事に共存している。
オフロードに特化した”Gモード”を追加し、悪路走破性を強化
当初、新型Gクラスに搭載されるのは4リッターV8ツインターボエンジン。最高出力422PS(310kW)、最大トルク610N・m/2,000~4,750rpmを発揮する。
今回新たに追加された走行モードである“G-Mode(Gモード)”は、3つのディファレンシャルロックのうちの1つが作動されたり、LOW RANGEオフロード減速ギアが作動したりすると自動で変更されるモードだ。
このオフロードモードは不必要なギアシフトを回避し、最適な制御と最大のオフロード能力を保証するという。これまではコンフォート/スポーツ/エコ/インディヴィジュアルの4つの走行モードが選択できたが、オフロードに特化したモードを追加したことで、路面状況に合わせて適切なモードをドライバーが選択できるようになった。
販売開始は2018年6月を予定
新型Gクラスは2018年6月から発売予定とアナウンスされているが、日本導入がいつになるかは現時点では不明だが、国内でも人気が高いモデルなだけに早期の導入が予想される。なお、エントリーモデルの価格は107,040.50ユーロ(約1456万円)と発表されている。
新たな情報が入り次第お届けするので、購入を検討しているユーザー諸君は楽しみにしておいてほしい。
[Text:松田 タクヤ(オートックワン編集部) Photo:メルセデス・ベンツ]
新型Gクラスの動画
▼The new Mercedes-Benz G-Class (2018): Stronger Than Time.
▼2018年北米国際自動車ショーでの発表会の様子
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