【ジュネーブショー2014】学生カーソムリエによるマツダ 次期「デミオ」コンセプトモデル『跳(HAZUMI)』デザイナーインタビュー
- 筆者:
- カメラマン:茂呂幸正
ジュネーブモーターショー2014 現地速報レポート
「Volkswagen presents 第2回カーソムリエ学生選手権」において、ジュネーブ行きの切符を手にしたオートックワン特派員による『ジュネーブモーターショー2014』の現地速報レポート!
当記事では、マツダより発表された“次期デミオ”と噂される次世代コンパクトカーのコンセプトモデル『マツダ 跳(HAZUMI)』のデザインナーインタビューとプレスデイ2日目の模様を速報でレポートします。
印象的だったのは、マツダのデザインは“欧州メーカーを参考にするだけではなく、日本らしさを取り入れたデザインをする”といったお話。また、外国人デザイナーとの意見交換の中で、“日本人が気づかない日本らしさを気づかせてくれる”ということにも驚きました。
これから「ミニ」「500(チンクエチェント)」のような過去の車を参考にした車種の計画はあるのか、という質問には「過去の車を振り返るのではなく、当時のムーブメント・感情を参考にするべき」というお言葉をいただき感銘を受けました。
その後は、昨日回ることができなかったメーカーを中心に見ていきました。
海外のモータショーは初めてでしたが、日本で販売されていないブランドやモデルを見たり、日本ではディーラーの敷居が高いメーカーも実際に触れることができたりと良い経験ができたと思います。
今回のジュネーブショーで、マツダブースの主役はBセグメントのコンセプトカー「跳(HAZUMI)」。子供のチーターをイメージしてデザインされたフロントグリルは、紛れもなくマツダのクルマであることを主張している。
車高がアクセラやアテンザより高いはずなのに腰高な印象を感じさせない秘訣は、単純にアクセラを短くしただけではないからだそうだ。
柳澤さんによると、Aピラーを必要以上に前に出しすぎないことで、ボンネットの存在を感じさせる自動車らしいフォルムに仕上がったとのこと。まだコンセプトカーの段階ではあるが、街を走る姿を早く見たいと思わせるカッコ良さだ。思わず、きっとヨーロッパの街にも映えるに違いないと妄想してしまった。
学生カーソムリエ特派員 辻本健志(山口大学)
マツダ「跳(HAZUMI)」のデザイナーの柳澤さんには、鼓動デザインというテーマのもと、Bセグメントという非常に限られたサイズの中でどのようにして、躍動感のある車をデザインするかということを教えていただきました。
この「跳(HAZUMI)」はまさに子供のチーター。今にも飛びつくのではないかという躍動感と母性くすぐる愛らしさの両方が感じられるようなクルマに仕上がったとのことです。
インタビュー後は、主にロールスロイスやベントレーなどの超高級車を取材してきました。こういったメーカーの車には、やはり夢があります。
しかし、実際に運転席や後席に乗ると、ただただ贅を尽くした車というわけではなく、例えばロールスロイスであれば、後席の人の顔が外から見られないような窓の配置になっていたりと、とても理にかなった設計がなされていることがわかります。
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