フォード 新型マスタング(2015年モデル・フルモデルチェンジ)試乗レポート/九島辰也(1/2)

  • 筆者: 九島 辰也
  • カメラマン:フォード・ジャパン・リミテッド
フォード 新型マスタング(2015年モデル・フルモデルチェンジ)試乗レポート/九島辰也
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生誕50周年を迎えたマスタングがフルモデルチェンジ

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「フォード マスタング」がフルモデルチェンジを遂げた。

ご存知では無い方も居られるかもしれないが、新型マスタングは昨年12月にスタイリングを全世界に向けてほぼ同時に発表し、その後初代マスタングがデビューした4月17日の週をバースデーウィークとして北米で数々のイベントが実施された。というのも、このクルマは今年50周年。大きな節目を迎えたからだ。

そして、このタイミングでフルモデルチェンジなのだから実に良く出来ている。しかも、市場は世界。ご存知“ワン・フォード”のスローガンのもと、世界中のマーケットで販売される。

日本にいるとわからないが、実は「マスタング」はこれまで世界では売られていなかった。時代によっても異なるが、北米とその他一部のエリアというのがこれまでのマーケットだ。幸い日本は、かつてニューエンパイヤモータースや近鉄芝浦自動車などが輸入販売していた。その意味では恵まれた環境だったと言える。

2015年モデルは5リッターV8に加えて直4「エコブースト」エンジン搭載車もラインナップ

新型マスタング 試乗会にて九島辰也氏

そして、2015年型 新型マスタングである。

見た目は前述したとおり、すでに発表されたままのエクステリアだ。好評な現行型を進化させ、よりアグレッシブな装いとなった。以前見たときは少しアストンマーチン似とも思ったが、今回はそうではなかった。

マスタングらしいグリルとヘッドライトとの位置関係、ドアの形状、ルーフの絞り込みやリアフェンダーの膨らみは、60年代のファーストマスタングから綿々とつながるアイデンティティを感じさせる。2ドアクーペのひとつの理想型とも言えそうだ。

今回の試乗は、5リッターV8エンジンを積んだ「GTクーペプレミアム」と、2.3リッター直4の「エコブーストクーペプレミアム」。

リアエンドにGTのエンブレムが付くのが前者で、後者はフロントと同じポニーのエンブレムが躍る。ちなみに、3.7リッターV6もラインナップされているのだが、今回の試乗には用意されなかった。

というのも、メインはあくまでこの2モデルで、仕向地によって3.7リッターV6が加わったりするとのこと。ちなみに、アメリカの広報担当者に聞くと意外にも(?)北米のV6人気は高いそう。

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九島 辰也
筆者九島 辰也

外資系広告会社から転身、自動車雑誌業界へ。「Car EX」副編集長、「アメリカンSUV」編集長などを経験しフリーランスへ。その後メンズ誌「LEON」副編集長なども経験。現在はモータージャーナリスト活動を中心に、ファッション、旅、サーフィンといった分野のコラムなどを執筆。また、クリエイティブプロデューサーとしても様々な商品にも関わっている。記事一覧を見る

樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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