シトロエン C3 試乗レポート(1/3)
- 筆者: 藤島 知子
- カメラマン:柳田由人
他車とは一線を画する洗練されたディテール
心を奪われるまでに掛かった時間はたったの3秒。
澄みわたる蒼空をそのままボディにまとってしまったような淡いブルーのC3は、透明感にあふれていて、スッと私の心に入り込んできた。
8年ぶりのモデルチェンジを迎えた2代目C3のコンセプトは、『VISIODRIVE(ビジオドライブ)』。
『VISION』と『DRIVE』を掛け合わせた造語で、フロントウィンドウが前席の乗員の頭上まで覆うほどの広大な面積をもつ『ゼニスフロントウインドウ』が、他車には類を見ない異次元の開放感を与え、居心地の良い空間がコンパクトカーに新たな価値観をもたらしている。
あるデータによれば、全長4m以下のコンパクトカーは、世界の3分の1強を日本市場が占めており、日本のコンパクトカー全体では、輸入車が3%を占めているという。
輸入コンパクトカーは大多数の国産勢に押されながらも、魅力的なモデルの躍進によって、シェアが上がりつつあるようだ。
C3が位置するコンパクトカー市場には、MINIやポロ、FIAT500といった個性的なライバルがひしめき合っているが、C3はシトロエンが得意とする、前衛的かつ、独創的なキャラクターで抜群の存在感を放っている。
C3の高品質で洗練されたディテールは、仕立てのよいシャツをカジュアルダウンして着こなすかのような卓越したセンスを感じさせ、簡単には他車を寄せ付けない「格の違い」を見せつける。
強豪たちを前に、「こんな手法があったのか!」と驚かせてしまうあたり、時として、周囲を圧倒させるシトロエンに、またしても一本とられた気分である。
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