BMW 新型3シリーズ 試乗レポート/小沢コージ やっぱわかってるぜ!BMWは走りの王道(1/3)
- 筆者: 小沢 コージ
- カメラマン:オートックワン編集部
BMW新潮流の“カニさんデザイン”!
よく“演歌の王道”とか“フレンチの王道”とか言いますが、やっぱ分かってますわBMW。まさに“走りの王道”と呼びたい出来でありました。
そう、BMW 新型3シリーズだ。約7年ぶりのフルモデルチェンジで、弟分の1シリーズの出来がちょっと良すぎるほどだけに、どう来るんだろう?と思ってましたが、多少のBMW特有のレトリックはあれど、やはりわかっちゃいるけどやめられないカッパえびせん的魅力がありました。
見た目からいくとパッ見の印象は「カニ!」。ここ数年見かけるコンセプトカー、ヴィジョンエフィシエントダイナミクス系の平べったい睨みの効いた顔で、ボディサイズは、幅を立体駐車場でも使える全幅1800mmに抑えつつ、全長4625×全高1440mmとビミョーにデカくなっているのだが、ボンネットを意図的に低くし、横広がりなキドニーグリルを使うことでマジで“カニ”っぽくなっている。
これで一時、一世を風靡したマッチョ&エッジなクリスバングルデザインからは完全に抜け出したわけで、正直、心の底からカッコいい!とは言い難いモノもあるが、おサカナ顔の1シリーズよりマシ。特に近くから見たときのクオリティ感はハンパじゃなく、そのうち全面的にカッコ良く見えてきちゃうんでありましょう。
乗っても開放感の向上は明らか。インテリアは上質な黒い樹脂とグレードにより質は変わるが、上質なパネルに覆われ、デザインは1シリーズから導入した楕円と水平基調を絡ませた路線。
明らかにスポーティだが、明らかに旧型よりダッシュボード高が下がっており、周囲が明るく見える。同時にリアシートはヒザ回りで旧型より2センチしか長くなってないが、とにかく広い。身長176センチの俺がゆったりと座れ、本当に5シリーズ要らず!?
トランク容量も50リッター増しの480リッターと十分で、去年3シリーズ並みのクオリティを手に入れた1シリーズといい、最近のBMWはどんどんクラスが上がっている。マジメにコイツは、上を喰うに違いない。
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