【エコカー補助金】補助金が終了してしまった後のオススメのクルマはどれ?(輸入車編)
- 筆者: 清水 草一
【エコカー補助金】補助金が終了してしまった後のオススメのクルマはどれ?(輸入車編)
輸入車の場合は、もともとエコカー減税の対象車は限られて、「補助金のみ」というモデルが多数を占めていました。
補助金が終わった今、その分苦しい立場に立つかと思ったら、実はそうでもありません。もともと輸入車はクルマ好きが買うもので、減税や補助金に左右される部分が少ないからです。
逆に補助金が終了した今は、減税やら補助金に関係なく好きなクルマを買うチャンス!と言えるでしょう(気分的には)。
好きなクルマを買うチャンスなら、好きなのを選べばいいだけなので、それこそオススメもクソもないわけですが、しかしあえて個人的にオススメしたいのは、国産にはほとんどラインナップのない「ガソリン直噴過給エンジン搭載車」です。
小さな排気量に最新の直噴ターボを組み合わせて、パワーと燃費を両立するという謳い文句にウソはありません。減税対象だろうとなかろうと、燃費はウソを付きませんし、低い回転からモリモリとトルクが出る分、日常的にそのパワフルさを楽しむことができるのがステキです。
ガソリン直噴過給エンジンの本家本元と言えば、フォルクスワーゲン/アウディです。フォルクスワーゲンは「TSI」、アウディは「TFSI」というのがガソリン直噴過給エンジン搭載車。
エコカー減税の対象になっているモデルも多く、非常にオススメです。
次にBMWミニとプジョー/シトロエン。
ミニはBMWが、プジョー/シトロエンはBMWとの共同開発で、1.6リッター4気筒のガソリン直噴ツインスクロールターボモデルをリリースしています。
ノンターボのガソリン直噴モデルもありますが、こちらはターボのような圧倒的なトルク感はなく、走りの魅力の点では大きく落ちるので、個人的には値が張ってもターボをオススメしたいですね。ミニならクーパーS、プジョーだと308CCと3008、シトロエンではC5セダクションが、ガソリン直噴ターボ+6速ATの組み合わせでステキです。ただ、このうちエコカー減税の対象車はミニクーパーSだけです。
エコカー減税対象じゃありませんが、ボルボもXC60に2リッターFFのガソリン直噴ターボエンジン搭載モデルを投入しました。今後は1.6リッター直噴ターボもS60、V60に積まれて登場する予定です。
これまたエコカー減税「なし」ですが、アルファロメオ・ミトに新たに積まれた「マルチエア・ターボ」も注目です。これは直噴ではないんですが、BMWのバルブトロニックをさらに進化させたような「電子制御油圧バブルコントロールエンジン」で、しかもアイドリングストップ機能付き。アルファというとメカニズムは古典的というイメージがありますが、最先端です。
現在は6速MTのみですが、ツインクラッチ式AT(2ペダルMTとも言いますね)の「TCT」も、年内には日本に導入されます。
せっかく高いお金を出して輸入車を買うなら、独自の先端技術を導入したモデルを買った方がウレシイのでは?と私は思うのです。
ガソリン直噴ターボ車は、パワー/トルクだけでなく、長距離巡航では燃費計を見るのが楽しみになったりします。
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