フォルクスワーゲン up!(アップ) 試乗レポート/西川淳(2/3)

  • 筆者: 西川 淳
  • カメラマン:フォルクスワーゲン・グループ・ジャパン
フォルクスワーゲン up!(アップ) 試乗レポート/西川淳
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up!の新開発1リッター3気筒エンジンは燃費と扱い易さを両立

フォルクスワーゲン up!(アップ)

up!(アップ)で注目の3気筒エンジン。全面新設計である。

排気量は999ccで、60ps/75ps仕様ともに、3,000~5,000回転で95Nmの最大トルクを得るが、その9割は2,000回転から発生するから、実用域の扱いやすさは折り紙つき。

もっともCO2排出量が低いのは、当然、60ps仕様+5MTのブルーエモーションテクノロジーモデル(アイドリングストップ、エネルギー回生、低転がりタイヤ)で、97g/kmである。35リットル満タンで833キロも走る計算だ。

アルミ合金製で、特に内部抵抗を徹底的に減らした。

その結果、 バランスシャフトが不要なくらいスムースな駆動が可能になったと いうから驚く(もっとも内部応力を減らしてメインベアリングの負担を少なくするためにカウンターウェイトを6つ設けている)。

それじゃあ、遮音材にこだわったのかと言えば、そうでもない。モールドタイプさえ使わず、さらに軽量で安価なプレス型インシュレーションで済んだという。

フォルクスワーゲン up!(アップ)フォルクスワーゲン up!(アップ)

エンジン内部の工夫のみならず、ラバーメタルを使ったスイベル式エンジンマウントや車体構造面におけるダンピング特性、シーリング方法の最適化によって、純粋に得られた優秀なNVH特性である。

up!でさらに注目したいのは、シティエマージェンシーブレーキをこのクラスとしてははじめて設定したこと(オプション)。

これは、時速30キロ以下であれば、レーザーセンサーで前方10mの対象物を検知し、衝突しそうになった場合、ブレーキスタンバイ、油圧アシスト、さらには緊急自動ブレーキが働いて、前面衝突を可能な限り回避するというものだ。

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西川 淳
筆者西川 淳

別名ボンジョルノ西川が示すとおり、大のイタリア好き。乗り手をワクワクさせる、刺激に満ちたクルマが好きなので、自然にイタリア車に接することが多い。記事一覧を見る

樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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