フォルクスワーゲン ポロ 海外試乗レポート(2/3)
- 筆者： 竹岡 圭
- カメラマン：フォルクスワーゲングループジャパン株式会社
インテリアの特徴は、後席空間の拡大
そのスポーティな雰囲気に合わせて、インテリアも一新された。
フォルクスワーゲン車はどのクルマから乗り換えてもパッと操作できることをモットーとしているため、ラインアップの基本操作系は同様に作られているのだが、そういう意味でも先代ポロは少々遅れを取っていた。
新型は他ラインアップと似たレイアウトが採用され、質感も含めてゴルフクラスのインパネになったといっていい。さらに、コンフォートラインから上のモデルには、スラッシュテクノロジーという手が触れるところはすべてソフトに感じる表面処理がなされていて、触感からも上級感が感じ取れるハズだ。
さて、小柄な私としては毎度気になるドライビングポジションだが、日本人の体格だと言うまでもなく十分。しかし大きすぎないくらいの適度なサイズが嬉しいシートに仕上がっている。シートやステアリングの調整幅が大きいので、小柄な女性でもバッチリ適切ポジションが決まるのはイイ。
そして後席もずいぶんと広くなった。これならばお友達を招待しても、文句を言われないどころか、ちょっとしたファミリーカーでも使えるくらいだ。
さらにラゲッジも、日常＋αで通常これだけ積めれば十分といった感じのスペースが確保されている。
後席を倒すとほぼフラットになり、フロアの高さを2段階に調整できるフレキシブルタイプとなっている。国産車に慣れている方でも、十分使いやすいといえるだろう。
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OLを経て、自動車専門誌を皮切りに、モータージャーナリスト活動を開始。国内外のレース、ラリーなど自らモータースポーツ活動に関わりながら、海外のモーターショーを精力的に回るなど、なにごとにも積極的に取り組んできた結果、近年は一般誌、女性誌、Web媒体、新聞、TV、ラジオなど、その活動はとても多彩なジャンルに広がっている。記事一覧を見る
自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。
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