フォルクスワーゲン ジェッタ 海外試乗レポート(1/3)
- 筆者: 竹岡 圭
- カメラマン:フォルクスワーゲン・グループ・ジャパン
大人気モデルが全世界共通ネームで登場!
「壁ってまだどこかに残ってるらしいよ~」
なんて知識しかないのはお恥ずかしい限りなんだけれど、ベルリンって言うとやっぱりイメージは「壁」。見られるといいなぁ~、なんてワクワクしながら、ベルリンで行われたフォルクスワーゲン新型ジェッタの試乗会へ行ってきました!
成田空港から約12時間+フランクフルトから約1時間ほどでベルリンに到着。ところが、まずぶつかったのは、ベルリンの壁ではなく言葉の壁だったりして・・・。あぁ、英語を勉強しておけばよかったと、海外に来るたびに思い知らされるんですよねぇ・・・。
さて、フォルクスワーゲン ジェッタですが、この名前を聞いて懐かしさを覚える方もいらっしゃるのではないでしょうか? それもそのハズ、ジェッタはここ14年ほど、ヨーロッパや日本では、ヴェント→ボーラという名前で走っていたので、久しぶりの名前の復活となるからなんですね。しかし、アメリカではずっとジェッタという名前で呼ばれていて、通算26年もの歴史を誇っているモデルなんですよ。
実はそのアメリカでは、ヨーロッパ車で一番の販売台数を誇っているほどの大人気モデルなんですね。そのGoodなイメージを生かしたい&広げたいというワケで、今回は全世界共通ネームでジェッタが採用されたというワケなんです。
その人気ぶりは、本国よりも約1カ月、ひと足お先にアメリカで販売が開始されたことを見てもあきらか。なんとキックオフパーティは、ハリウッドで開かれたんですって。なんか、ハリウッドって聞くと、セレブってな感じがしちゃうのは、庶民の私だけでしょうか・・・。ちなみに、生産もメキシコの工場で行われるなど、かなりアメリカを意識した体制になっていると言っていいでしょう。
さて、日本への導入は来春になる予定のジェッタ。わかりやすく言うと、ボーラのフルモデルチェンジということになります。つまり、もっとわかりやすく言っちゃうと、ゴルフのセダンバージョンというワケ。ベースはもちろんゴルフ5なので、ボーラよりはひと回りビッグに。位置づけ的には今まで以上によりわかりやすく、パサートとゴルフの中間のモデルとなりました。実は先代となるボーラのファンだった私は、今回のジェッタにもかなり期待を抱いていたりして・・・。
明日はいよいよご対面!と、ワクワクしながらベルリンの夜は更けていきました。
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