【予算300万円のSUV選び】トヨタ ヤリスクロスとマツダ CX-30をガチ比較! やっぱりランニングコストを抑えるならハイブリッドか!?(2/2)

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左右で温度調整可能なエアコンはCX-30のみだが、USBポートはヤリスクロスに軍配

ファミリーに嬉しい室内の快適装備を比べてみると、まずどちらもフルオートエアコンですが、CX-30は運転席・助手席独立コントロール機能付き。ヤリスクロスはシートヒーターが標準装備で、オプションでステアリングヒーターも付けられますが、CX-30にはどちらも設定ナシ。そしてUSBポートもヤリスクロスには2つ装備されますが、CX-30は1つのみ。

>>買うときはココ見て! ヤリスクロスとCX-30のUSBポートを写真で比較

ヤリスクロスはハイブリッドなので、オプションでAC100Vのコンセントが付けられて、災害による停電時などに家庭に電力が供給できる「非常時給電システム」が手に入るのも安心です。

CX-30は、ヤリスクロスではオプション扱いとなるパワーリフトゲートが標準装備。子供を抱っこしたまま荷物の出し入れをする際など、これがあると便利ですよね。

>>コレはほんと便利! 両車の嬉しい装備を写真で確認

10万円以内のおすすめオプションとは!?

ヤリスクロス買うならアクセササリーコンセントは必須

オススメのオプションは、ヤリスクロスではアウトドアレジャーに頻繁に行くなら、「ルーフレール」3万3000円。コンパクトSUVだと家族4人分のスキーなどを車内に積むのは厳しいので、ルーフに積むことになるでしょう。

荷物をそれほど積まないというのであれば、やはり「アクセサリーコンセント(AC100V・1500W/非常時給電システム付き)」4万4000円がオススメです。これがあれば、キャンプなどでポットやホットブレートなどの家電製品も使えて便利です。

CX-30にはセーフティパッケージを選ぶべき

CX-30のオススメオプションは、安全装備にこだわりたい人には「セーフティパッケージ」8万6880円。360°モニターとドライバー・モニタリングがセットになっています。

アクティブなレジャーを楽しみたいなら、「システムキャリアベース」3万9380円。ルーフに自転車やスキー、スノーボードなどが積載できるので、行動範囲が広がりそうですね。

月500キロ走ると燃料代は約800円違う! 街乗りならヤリクロ、高速メインならCX-30

さて最後に気になるランニングコストですが、ヤリスクロスはハイブリッドで、レギュラーガソリンを使います。

全国平均価格(4月5日時点)は142.4円です。燃費は27.8km/L(WLTCモード)ですが、バッテリーがカラになりやすい状況で走るとここまでの燃費は出ません。なので実用燃費を20.0km/Lと考えて、月500km走行すると3560円のガソリン代がかかります。

CX-30はディーゼルで、軽油を使います。全国平均価格は121.2円です。燃費は19.2km/L(WLTCモード)ですが、こちらも市街地メインだと少し下がってしまいます。実用燃費は14.0km/Lとし、月500kmを走行すると、4329円の燃料代がかかります。

というわけで、運転席・助手席まわりの快適装備や、ハイブリッドならではの給電システムなど、いざという時までを含めた使い勝手で勝るヤリスクロス。そして上質なインテリアやラゲッジの便利さ、安全装備の充実度ならCX-30という結果となりました。あなたのファミリーにピッタリなのは、どちらでしたか? ぜひじっくり選んでくださいね。

【筆者:まるも亜希子】

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まるも 亜希子
筆者まるも 亜希子

大学卒業後、編集プロダクション株式会社エディトリアル・クリッパーに就職、自動車雑誌「ティーポ(Tipo )」の編集者として6年間勤務。2003年にフリーランスとして独立。現在は雑誌やウェブサイトの自動車関連記事に出演・寄稿している。日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員、日本自動車ジャーナリスト協会会員。記事一覧を見る

樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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