【発表会】トヨタ 新型パッソ 新型車速報
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トヨタは4月14日(月)、同社のコンパクトカー「パッソ」を改良し発売開始した。
新型パッソは、コンパクト2BOX市場を意識するのは勿論のこと、売れ行き好調な軽自動車との接点を担う、極めて重要なポディションに位置付けられており、幅広いユーザーニーズに応えるべく、「低燃費」「デザイン」面を刷新。さらに「安心で快適な車」を目指し開発された。開発のポイントは、「2つの個性を進化させたデザイン」「ガソリンNo.1の低燃費」「より安心で快適な装備」の3点。
2つの個性を進化させたデザイン
パッソでは、女性はもちろん、男性でも違和感のないシンプルでクールなデザインを追及。パッソ+HANAシリーズでは、若い女性に好評のポップでキュートなイメージを更に高め、よりお洒落な雰囲気を持たせることで2つのパッソのイメージを明確化した。
パッソはシンプルなデザインを好む女性ならず、男性にも親しまれる“すっきり”“きりっ”をデザインキーワードに、よりクールな魅力を強調したデザインとし、フロント回りは男女問わず好感が持てる、丹精ですっきりとした印象の顔立ちにしている。また、ワイド感を強調したドアグリルや低重心を表現するキャラクターラインでは、よりすっきりとした表情を作り出している。リア周りは、コンビネーションランプにクールなLEDタイプを採用し、魅力を高めている。
インテリアでは、内装色にはブラウン系のモカを採用し上質なくつろぎ空間を演出。ステアリングや空調スイッチをブラウン系で統一し、落ち着きのある印象を与えている。また、随所にメッキを使用し上質感を演出。従来型で人気だったベンチシートも設定した。
パッソ+HANAシリーズでは、よりポップでキュートなイメージを目指しお洒落な雰囲気を進化させた。フロントでは、遊び心あふれる丸いモチーフのアッパーグリルやを採用。さらに、大きな瞳を印象付けるプロジェクター式ヘッドランプによりパッソ+HANAシリーズらしい可愛らしい印象を植え付けている。インテリアでは、内装色にエボニーブラウンを採用、マニュアルエアコン&ダイヤル式ヒーターコントロールパネル、メーター文字盤にはシルキーゴールドとブラウンを組み合わせたメリハリのある配色としている。
ガソリン車No.1の低燃費
競争の激しいコンパクト2BOX市場において低燃費には徹底的に拘わって開発が進められた。パッソは1.0L車、1.3L車をラインナップするが、新型パッソは、先日発表されたトヨタの新しい高熱効率低燃費エンジン搭載車の第1弾モデル。販売の約9割を占める1.0L車には特に開発に力が注がれ、その結果、1.0L FFは、ガソリン登録車No.1となるリッター27.6km/L(JC08モード燃費)を達成。
開発には、エンジンの改良・圧縮比のアップ・新形状の吸気ポートが採用され、バルブタイミングの快適化など、高熱効率化が図られている。更に進化したアイドリングストップ機能や、様々な最新の低燃費技術が投入されており、新アイドリングストップ機能では、1部グレードを除き、1.0L FF車に標準装備。走行中時速約9kmからエンジンを停止するように改良。従来のアイドリングストップ機能よりもエンジンをより長く停止させ、無駄なガソリン消費を抑える。
より安心で快適な装備
滑りやすい路面でも安定性を確保するVSCとトラクションコントロールを全車に標準装備。更に、急ブレーキをかけるとハザードランプが自動的に点滅する緊急ブレーキシグナルも全車に標準装備した。快適性の面では、女性に優しい紫外線を効果的にカットするスーパーUVカット・IR<赤外線>カット機能付グリーンガラスをフロントガラスに採用。また、ドアミラーにはキーの開閉に連動して自動で格納/復帰するオート電動格納式ドアミラーを備える。
開発責任者の鈴木敏夫主査は「新型パッソシリーズは、自分好みのスタイルを選べる楽しみを格段に広げ、コンパクト2BOX市場の中での存在感をこれまで以上に強めてまいります。また、軽自動車に対しても静粛性や室内幅のゆとり、余裕の走りといった点で優位性をもっており、新型パッソは多くの方にご満足いただけるトヨタのコンパクト車を代表する1台に仕上げました。」とコメントした。
トヨタ 新型パッソの販売価格(消費税込)は、「パッソ」が1,098,655円~1,471,745円、「パッソ+Hana」が1,355,891円~1,605,273円。
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