トヨタ マークⅩ 新型車徹底解説
- 筆者:
ダイナミック&スタイリッシュFRセダン
2004年11月9日 トヨタ自動車から、新型マークX(エックス)が発売になった。開発テーマは「ダイナミック&スタイリッシュFRセダン」で従来の「マークⅡ」の後継車種となる。
マークXは、1968年に誕生したマークⅡの後継車にあたる。マークⅡの登録累計台数は480万台以上で日本を代表する高級セダンだった。このマークⅡが10代目をむかえるに当たりその本質「FRセダンの楽しさ、美しさ」をより一層磨き上げて「マークX」(Xはテンではなく、エックスと読む)の登場となった。
エンジンは、今までの直列6気筒からV型6気筒へ変更となり、3000ccと2500ccの2本立てとなり、2000ccは廃止された。3000ccは、256ps/6,200 32.0kg・m/3,600 2500ccは、215ps/6,400 26.5kg・m/3,800である。駆動方式はFRと4WDの2つとなる。組み合わされるミッションはスーパーインテリジェント6AT(4WDは5AT)で、従来の5ATと比較した場合に、1速はローギアードに、6速はハイギアードにしながらも各ギアをクロスさせることによりスムーズな変速・高い動力性能・高燃費を同時に実現している。(2500ccで10/15モードで0.2km/Lの向上)
デザインも一新されている。切れ長のフロントライトの中には左右各3つの丸型ランプが配され一番外側の丸型ランプの上部はボンネットへ食い込むように広がり、そのラインは後部のテールランプまでスラリと伸び、サイドシルエットを引き締めている。トランクはそのラインから盛り上がるようにデザインされ内部の容量確保にも一役買い、VDA法で437Lである。後部の外観で特徴的なのがマフラーフィニッシャーで台形を逆にした異型のパイプがリアバンパーと一体となっており、まるでフォーミュラーカーの様なスポーティーなスタイルとなっている。
内装で特徴的なのは、「天井大型イルミネーション」である。これは、フロントスポットランプ、ドームランプ、リアパーソナルランプ、天井照明を一体としたもので、白色LEDによる白く明るい光は室内で文字などを一層読みやすくしている。同時に、ATシフトパネルやドアアームレストなど室内全体の照明をコーディネートしており新しい取り組みである。
そのほか、助手席のドアハンドルにはオーディオスイッチを設置し助手席に座る人も体を乗り出してオーディオを操作する必要がなくなるなどトヨタならではの心遣いがあふれている。
グレード構成は、「300Gプレミアム」「300G」「250G」「250G Four」の4つが基本に、 18インチホイールやスポーツブレーキなどが装備されるスポーツ仕様の『Sパッケージ』を300Gプレミアムと250Gに用意し、さらに250G/250G Fourには、300Gプレミアム並に装備を充実させた『Lパッケージ』と、アルミホイールやパワーシートなどの装備を除きシンプルな内容で値ごろ感のある『Fパッケージ』が設定されている。
カラーバリエーションも豊富に用意される。外装色は6色、内装色はSパッケージにブラック、その他のグレードには、ブラウンとアイボリーの2色が用意されている。(オプションで本革も用意される。)
クラウンに続きマークX(マークⅡ)もこれまでに培った伝統を踏襲しながらも全く新しいクルマへと魅力的にチェンジした。クラウン同様、マークXも人気を博すことだろう。
愛車の売却を、もっと楽に!もっと高く!
-
一括査定はたくさんの買取店からの電話が面倒?
これまでの一括査定は、たくさんの買取店からの電話が面倒でした。MOTA車買取なら、最大20社の査定額をwebで簡単比較。やり取りするのは査定額上位の3社だけ。車の査定が楽に完結する仕組みです。
-
一括査定は本当に高く売れるの?
これまでは、買取店に会わないと査定額がわからず、比較がしづらい仕組みでした。MOTA車買取は最短3時間後、最大20社を簡単比較。加えて、買取店は査定額上位3社に選ばれるために競い合うから、どうしても高く売れてしまいます。