トヨタ・ダイハツの小型車事業強化、ダイハツを「MINI」のような世界に通用するブランドにしていきたい

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  • カメラマン:オートックワン編集部
トヨタ・ダイハツの小型車事業強化、ダイハツを「MINI」のような世界に通用するブランドにしていきたい
(左)トヨタ自動車株式会社 代表取締役社長 豊田章男氏/(右)ダイハツ工業株式会社 代表取締役社長  三井正則氏 (左)トヨタ自動車株式会社 代表取締役社長 豊田章男氏/(右)ダイハツ工業株式会社 代表取締役社長  三井正則氏 (左)トヨタ自動車株式会社 代表取締役社長 豊田章男氏/(右)ダイハツ工業株式会社 代表取締役社長  三井正則氏 トヨタ自動車株式会社 代表取締役社長 豊田章男氏 画像ギャラリーはこちら

トヨタ・ダイハツ、グローバル競争に勝ち抜くため、より強固な関係へ

トヨタ自動車株式会社 代表取締役社長 豊田章男氏ダイハツ工業株式会社 代表取締役社長  三井正則氏

トヨタ自動車の豊田章男社長と、ダイハツ工業の三井正則社長は、ダイハツをトヨタの完全子会社化に関し、1月29日、共同記者会見を行った。

トヨタとダイハツは1967年から提携を開始し、ちょうど50年。この10年でダイハツは構造改革を推し進め、一定の目処がついた段階で、次の段階へ向けた小型車のグローバル戦略に向けお互いに話し合っていくところで双方の意見が一致し、今回の完全子会社化となったという。

トヨタの豊田社長は、「お互いがこだわりを捨てて、任せるところは任せ、それぞれが得意分野を全力で伸ばしていく、すなわち“選択と集中”、それこそがグローバル競争を勝ち抜いていくための鍵になる」

ダイハツの三井社長は、「次の100年に向けた成長の道筋を描く事ができた。トヨタとの関係をより強固にすることで、今後のダイハツの成長、そして『ダイハツブランドの世界基準への進化』に踏み出していきたい」

と語った。

トヨタとダイハツは、今後もそれぞれの強みを活かすマネジメントの独自性は維持しつつ、戦略を共有し、お互いに切磋琢磨しながら、一体となってめまぐるしく進化する技術革新やスピーディーな事業展開などに対応し、両社の企業価値向上に努めていくという。

ダイハツ工業の完全子会社化に関するトヨタ・ダイハツ共同記者会見にて

また、豊田社長は、「ダイハツブランドは決してなくさない。軽は我慢クルマ的な存在から、市民権を経て、楽しい車になってきた。ここでもう一歩踏み込んで、『もっといいスモールカーをつくろうよ』を両ブランドの特色を活かし、グローバルでも競争力のあるた魅力的な商品をつくっていきたい。今後はトヨタブランド、レクサスブランド、ダイハツブランドのすみ分けをしっかりやっていく」。三井社長は、「グローバル競争に勝ち、両社の成長のため、新たなダイハツらしいクルマを作っていきたい。適切かどうかは分からないが、例えて言うなら、BMW MINIのような世界に通用するブランドにしていきたい」

協業の概要

(左)トヨタ自動車株式会社 代表取締役社長 豊田章男氏/(右)ダイハツ工業株式会社 代表取締役社長  三井正則氏

<小型車戦略>

・トヨタブランド、ダイハツブランドの差別化を進め、それぞれのお客様にとって最適な商品ラインナップを拡充

・ダイハツが主体となって、これまで培った現地のお客様目線に立ったクルマづくりや、軽自動車を基盤・基点とした商品企画・技術開発のノウハウ・プロセスをさらに進化させ、小型車領域での両ブランドの商品を開発

<技術戦略>

・トヨタとダイハツは、技術戦略を初期構想の段階から共有

・トヨタは環境・安全・安心・快適技術面での技術開発を進め、ダイハツはパッケージング力、低コスト技術、低燃費技術に加え、先進技術の低コスト化・コンパクト化を推進

・ダイハツ独自のクルマづくりのノウハウをトヨタグループ内で共有、上位車種でのコスト競争力にも貢献

<事業戦略>

・新興国市場においては、それぞれの事業基盤を活用しあい、ダイハツが主体となって、開発・調達・生産といったモノづくりをスピーディーかつ効率的に推進

・国内事業では、トヨタの販売のノウハウやインフラも相互活用し、ダイハツブランド力向上と収益力の両立を図る

ダイハツ工業株式会社について

平成28年6月下旬開催予定の定時株主総会において承認を受けた上で、平成28年8月1日を効力発生日として行うことを予定している。

なお、ダイハツ工業の株式は、本株式交換の効力発生日に先立ち、上場廃止(最終売買日は平成28年7月26日)となる予定。

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筆者
監修トクダ トオル (MOTA編集長)

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