【ランドクルーザー200とプラド維持費比較】自動車税と燃料代だけで20万円以上の差が! やっぱりランドクルーザーは高嶺の花だった
- 筆者: MOTA編集部 木村 剛大
- カメラマン:MOTA編集部
2021年夏にも発売される見込みのトヨタ 新型ランドクルーザー300だが、今なお現行モデルも人気を博している状況である。もっといえば弟分にあたるランドクルーザープラドもまた絶大な支持を集めているのだった。そこで今回は現行ランドクルーザー200とランドクルーザープラドの維持費を比較していこう。結論から言うと、やっぱりランクルは高く、対してプラドは頑張れば手が届きそうというイメージであった。
モデル末期なのに! ランクルとプラドは現在も絶好調のセールス
トヨタ ランドクルーザー200がデビューしたのは2007年のこと。じつに14年もの間売られているのだった。対してランドクルーザープラドもまた2009年の登場と、これも10年以上に渡って販売されているベテランモデルである。
ランドクルーザーは冒頭に述べた通りまもなくのフルモデルチェンジを予定しているが、ランドクルーザープラドの新型モデルもそう遠くない未来に実現しそうというのが現状である。
どちらも10年以上販売されているにも関わらず好調なセールスを記録しているために、今回はあえて現行モデル同士で比較を敢行するというワケだ。
>>次は「ランドクルーザープラド」のフルモデルチェンジ!? ライトデューティー系ランクル“プラド”シリーズの歴史を振り返る
【税金比較】プラドのディーゼルは減税対象! その一方でランクルは自動車税だけでも約9万円
現行ランドクルーザー200に搭載されるエンジンは4.7リッターのため、年間に支払う自動車税は8万7000円。そして車検時にかかる費用として、重量税が4万1000円となる。
対してランドクルーザープラドはガソリンとディーゼルモデルをラインアップしているが、昨今の販売状況からディーゼル車に絞ってみていきたい。
プラドのディーゼルエンジンは2.8リッターのため、自動車税は5万1000円となる。だが、エコカー減税の対象のために納付額は1万2500円。そして重量税は4万9200円だが、こちらもエコカー減税の恩恵を受けられるために納付額は1万1700円となるのだ。
毎年の自動車税や車検時に納める諸々の税金を比較すると、プラドに比べてランドクルーザーの方が10万3800円も高いのだった。
>>【ランドクルーザープラド維持費比較】ディーゼルモデルは税金や燃料代などは年間8万円安いが、車両価格差67万円は埋まらず
【燃料代比較】プラドの安さに注目! ランクル年間の燃料代は20万円以上の負担
最後に燃料代も見ていこう。
現行ランドクルーザー200のWLTCモード燃費は6.9km/Lであり、ガソリンタンク容量は93Lもの大容量となる。
対してランドクルーザープラドのディーゼルモデルはWLTCモード燃費が11.2km/Lであり、燃料タンク容量は87Lとなっている。
ちなみにランドクルーザー200はハイオク仕様、当たり前だがプラドのディーゼル車は軽油となる。
2021年6月30日現在の全国平均燃料価格を見てみると、ハイオクが167円/L、軽油が136円/Lとなる。それぞれを満タンにするには、ランドクルーザー200が1万5531円、対してランドクルーザープラドは1万1832円必要となる。
仮に年間の走行距離を1万キロで計算してみると、ランドクルーザー200は燃料代だけで24万1983円。そしてランドクルーザープラドは12万1448円という計算となるのだ。ガソリン代だけでも12万円も差が出るのだった。
購入前に維持費の確認を!
自動車税など諸々の税金、そして燃料代を比較すると、22万円以上もランドクルーザー200の方が高い結果となった。
もちろんこれらのクルマを選ぶユーザーのほとんどは維持費などを気にせずに乗られている方が多いはずだ。その一方で、これから購入される方で、一体この2台の維持費はその程度異なるのか? という側面を気にされている方も少なくないはずだ。だからこそこの記事を参考にクルマ選びを進めて欲しい。
【筆者:MOTA編集部 木村 剛大】
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