トヨタ クラウン 新型車解説(1/3)
- 筆者:
- カメラマン:島村栄二
さらなる感動性能の追求
トヨタから13代目となる新型クラウンの誕生である。新型クラウンは、先代からのアスリートとロイヤルサルーン(ロイヤルシリーズ)をフルモデルチェンジし、新たにハイブリッドを設定した。
新型クラウンの開発は、まずZERO CROWNの評価から始めたという。クラウンが持つ、高次元の完成形を追求し、エンジンやプラットフォームを先代から継承しながら、独自のポテンシャル向上へ進化させた。つまりそれが、この新型クラウンの開発の狙いなのである。
不滅たるクラウン独自の“美の伝統”
新型クラウンのボディサイズは、全長4,870mm×全幅1,795mm×全高1,470mm(または1,485mm)で、先代よりワイドさを強調し、安定感あるスタイリングを披露している。
フロントビューは、バンパーからエンジンフードへ駆け上がる面をフェンダーのフォルムに融合させることで、走りをイメージさせている。また、グリルやバンパーの造形に動きを持たせることで、迫力のある表情を与えている。ヘッドランプは、フェンダーのフォルムに合わせて縦基調のデザインとしている。ロービームにはプロジェクタータイプを採用し、シャープな印象を強調した。
サイドビューは、フロントピラーを前出しし、キャビンを大きく伸びやかに、かつダイナミックに表現している。フロントフェンダーからリアフェンダーにかけて、流れるような造形で強調し、ドア断面は、面をおおらかに変化させ、クリーンな表情を付け加えている。さらに、クォーターピラーに向けてシャープなカットを入れ、フォルムに緊張感を与えている。また、ステンレスのウィンドウモールを設定しており、ピラーに沿ってモール幅を変化させ、コーナー部のつなぎ目を無くす精緻な造り込みを施すなど高級感を演出している。
リアビューは、サイドからリアへと抜けるショルダーのフォルムがトランクと融合し、量感を高めている。また、リアコンビネーションランプは、インナーレンズを造り込み、先進的な高級感を表現。バンパーとともに、連続感を持たせることによって、ワイド感も強調している。そして、ディフューザーをバンパー両端に設置し、スポーティな表情を与えている。
ボディカラーは、全8色を設定している。ハイブリッドには、水の潤いや風の透明感をイメージさせる専用カラー「ライトブルーマイカメタリック」を、またロイヤルシリーズ、アスリートには美しく照り輝く樹々の緑をイメージさせる「ダークグリーンマイカ」と、深みのある「ブラッキッシュレッドマイカ」を専用カラーとしている。
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