コンパクトでスポーティなハードトップセダン!カローラセレス/スプリンターマリノ【MOTA写真館】
1992年に登場したトヨタ カローラセレスとスプリンターマリノは、7代目となるカローラおよびスプリンターの派生モデルとして誕生した。4ドアのハードトップで角のとれた丸みを帯びた造形が特徴だ。カローラセレスとスプリンターマリノの違いは、フロントフェイスとテールライトのデザインのみ。その他のメカニズム等は共通となっている。
トヨタ初の5ナンバーコンパクト4ドアハードトップ
カローラセレスおよびスプリンターマリノは、クーペライクの流麗なフォルムに4ドアの使い勝手をプラスしたコンパクトハードトップ。5ナンバーサイズの4ドアハードトップという、今ではまず見ることのない特異なパッケージングだが、カリーナEDやコロナEXiVのヒットを受け誕生した。
室内は前席の使用がメインで、後席は+2的な扱いであることが、当時のCMからもわかる。
名機4A-GEを搭載!
搭載されるエンジンは、いずれも直列4気筒で、1.5LハイメカツインカムDOHC、1.6LハイメカツインカムDOHC、そして、現在でも名エンジンとして知られる1.6LスポーツツインカムDOHC 4A-GE型を搭載。
組み合わされるトランスミッションは、4速ATまたは5速MTで、1997年の改良でG typeにのみ6速MTを採用。
前輪駆動のスタイリッシュな4ドアハードトップであったが、1990年代に始まっていたRVブームの影に隠れ1999年、7年1世代の生涯に幕を閉じることとなった。
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