【試乗】トヨタ 新型 アルファード・ヴェルファイア[2015年フルモデルチェンジ] 試乗レポート/今井優杏(2/5)
- 筆者: 今井 優杏
- カメラマン:茂呂幸正
「豪華すぎるセカンドシート」に日本中の社長さんがときめいた!
特に『社長が乗るところ』である2列目シートの豪華さには目を見張る。一座ずつ独立したシートにはたっぷりしたサイズのアームレストがそれぞれ備えられ、外側のアームレスト上面を開ければシートのリクライニングはもちろん、ふくらはぎの裏を持ち上げるフットレストであるオットマンの角度、前後500mmにも及ぶシートスライド、またシートヒーターとシートクーラーなどを、手元で操作できるようになっている。内側のアームレストの中には飛行機で使用されているようなコンパクトなサイズのデスクが仕込まれていて(もちろんこれもウッド調)、ちょっとパソコンを開いてさっと企画書をチェック、なんてことも可能だ。ハイブリッドモデルならそれぞれのシートの足元とセンターコンソール裏に合計1500Wの3つの電源コンセントを持ち(ガソリンモデルはセンターコンソール裏に100Wが一つ装備される)、重役を二人お連れしなければならないのに電源の取り合いになってしまう!なんていう心配も要らない。
そしてこのふかふかの座り心地たるや、もうソファである。クルマという枠を超えている。ここに座れば誰もが島耕作になれる。優越感しかないのである。
[ファミリーユースだって、大満足!・・・次ページへ続く]
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