[TOYOTA 86 x 飯田章 x 飯田裕子] あきら vs ゆうこ“86 バトルロワイアル”vol.1(2/4)
- 筆者: 飯田 裕子
- カメラマン:茂呂幸正
まず、外装ではTRD製のエアロパーツをチョイスし、フロント/リアスポイラー、サイドスカート、リアトランクスポイラー、4本出しマフラーを装着。
私が「スポイラーのないバックスタイルも好きだ」というと、章氏も同意。ただ、私個人的にも大人っぽくセンスアップできるTRDのエアロが気に入ってたため、カッコよくなったことを実感。
足元は、最新のRAYS製ホイールに245/45R19と275/40R19のダンロップ製タイヤを装着。章氏にスポーツホイール選びのポイントを聞くと「剛性と軽さが重要」とのこと。RAYSのホイールはフィンの不要な部分をえぐり、軽さへのこだわりを感じられるものでした。
また「こうして見比べるとホイールハウスの隙間が大分違いますね」と編集長Y氏も言う通り、先ほどまでは気にならなかった86・オートックワン号のホイールハウスのクリアランスが、意識すればするほど気になります。
86・水戸納豆レーシングAT号の車高は・・・低っ!!
ベース車に対し車高が5センチ低くなっているという86・水戸納豆レーシングAT号には、KW製(ドイツ)の車高調が組み込まれていました。
「これは街乗り重視で手を入れているから、見た目のカッコ良さが大事。それにサーキット走行なんかをするとノーマルの足回りだとちょっと物足りない。コレならサーキットもワインディングもニュルに持っていっても走れる!乗り心地も悪くなくて、オールマイティなのがいいんだよ」と章氏。
我々がクルマに目覚めた頃は、見た目を最優先でAE86のスプリングを切り、ハンドリングも乗り心地も最悪な足まわりにしたりと、思い出すだけでクルマ酔いしそうなエピソードが私の頭の中を駆け巡り、オールマイティな車高調を取り付けたというこの86・水戸納豆レーシングAT号を運転してみたくなりました。
さらに、ホイールから覗かせるブレーキについてはエンドレス製に交換。
私が、「GT Limited」ならトヨタ専用のスポーツパッドが付くのがいいよねと言うと、「確かに耐フェード性は上がるけど、どれだけサーキットを走り込むか、それによっては交換が必要。少しずつ走っては変えていけばいいんだよ」とのこと。要は性能をどこまで追求するか、ということなのでしょう。
ただ、このエンドレス製のブレーキは86に対して少々オーバークオリティであると本人も認めており、こちらも見た目にこだわった感が想像できます。
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